コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

我が社の仕事の”しくみ” その②

インターアクションのスタートは6種類のフレコンバッグの販売から始まりました。

”フレキシブルコンテナバッグ (Flexible Containers) は、粉末や粒状物の荷物を保管・運搬するための袋状の包材のことである。略して「フレコンバッグ」「フレコン」「コンテナバッグ」などとも呼ばれる。1トン程度の重量物を充填できる容積・強度のものが主流であることから「トン袋」「トンバッグ」「トンパック」などとも呼ばれる。(Wikipedeia調べ)”

今では、60種類以上のフレコンバッグやサポート用品を販売しています。

ランチタイム勉強会(インターアクション物語)で、毎年製品が増えていく経過を学びました。

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新製品の開発に関して、河村社長は「お客様のニーズや要望を伺って、その希望に沿って新製品を企画していったら、これだけの種類になった」とのこと。

中でも、アスベストレベル3専用のロングタイプのフレコンは、2年前の大気汚染防止法石綿障害予防規則の大きな改正によって、厚労省環境省のマニュアルに写真が掲載されるほどのフレコンです。

このロングタイプも、15年前にある大手ゼネコンの要望として「解体工事でスレート板を割ると、石綿アスベスト)が飛散する恐れがあるから、長尺物の廃材を割らずに入れられるフレコンがあればいいなぁ」という声に応えて開発したものです。

ちなみに開発の経緯の中で特許も取得しました。

特許を取得しているフレコンは他にはほとんどないです。

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河村社長の「常にお客様の声に耳を傾けて、ご希望に応えられるように知恵を出せば、必ず新製品の開発につながる!」との「商売哲学」から飛び出したヒット製品です。

従業員には一人一人、この「受信する力」を身につけてもらいたいというのが社長の希望です。(続く)

 

我が社の仕事の”しくみ” その①

ここで、インターアクションでの具体的な仕事の進め方を少々説明しておきます。

先にもお伝えしましたが、弊社は社長の河村が37歳の時に設立しました。

以前、設立に際しての経緯をお聞きしたことがあります。

「試してみたい営業手法があったんです。」ということでした。

その営業手法を21年経った今でも生真面目に継続しています。

「継続こそ力」と言うのは簡単ですが、なかなか継続できないのも世の常です。

例えば、弊社に電話がかかってきます。

「はい!インターアクションの石川です!」

「もしもし、フレコンバッグを注文したいんだけど…」

「ありがとうございます!…〇〇社様でしょうか?」

「えっ!何で知ってるの?」

「はい。5年前の環境展で弊社のブースに立ち寄っていただき、名刺を交換させていただきましたので、失礼ながら登録させていただいていました。それ以来、ずっとご注文をお待ちしていました!」

「ふーん。そうかい(笑)」

「それ以来、カタログを定期的に送らせていただいておりましたが…」

「そうそう。解体現場でスレート板が出てきたので、カタログにあるレベル3用のロングタイプっていうフレコンを注文したいんだけど…」

注文があろうがなかろうが、ご縁があったお客様や、関連業界の名簿などから、会社情報を登録させていただいています。

お客様のデータベースを作り、社長以下全従業員が情報を共有しています。

登録した企業には、定期的にカタログを送っています。

これが河村社長が実践したかった営業手法です。

訪問営業ナシ。ルート営業ナシ。テレアポ営業ナシ。

「お客様が欲しい商品を作り、地道に当社のことを知ってもらえる活動をしていれば、必ず売上が上がっていくはずです。」

その言葉の通り、今でも毎日新規のお客様から注文を頂戴しています。

そんなわけで、お客様は北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々、フレコン数枚から数百枚と様々です。

その日のご注文を従業員全員で分担して処理しています。

注文の処理も、単なる「事務作業」として行うのではなく、「受注処理も重要な営業ですよ」という社長の考えのもと、新規のお客様には丁寧なヒアリングを行うようにしています。

しかも、一日でも早く届けて差し上げようという社長の熱い思いに応えて、可能な限り当日中に発送し、早ければ翌日にはお客様のお手元に。

これに対してもお客様から「早いねぇ~」と驚きの声を頂戴しています。

社長は徹頭徹尾「お客様第一主義」です。

 

元・キャリコンの人材育成支援の考え方です③

小規模事業者(小さな会社)に研修が必要か否か?

そりゃ必要です。

従業員は育てなければなりません。育てて成長させなければなりません。

それは、企業の社会的責任でもあります。

但し、高いお金をかけて外部研修に参加させたり、社内で貴重な時間を割いて研修のためだけの時間を作る必要はないと思います。

インターアクションでは、昨年から、月2回、昼休みに社長を交えて研修というかおしゃべり会というか、よく分からないものを実施してきました。

お弁当は会社から支給します。

ほか弁を取ったり、近所のレストランからランチを取ったりします。

朝礼後にメニューを回して選んでもらいます。

「500円台までですよ。税込みで!」と総務担当の従業員が念押ししています。

「貴重なお昼休みですが、強制ですか?」と質問する従業員は、有り難いことにいませんでした。

もちろん社長も同席です。ほか弁を嬉しそうに食べています。

実は、「同じ釜の飯を喰う」ということも会社の運営では大事なことです。

昨年は、「インターアクション物語」と称して、当社の20年に亘る活動を振り返りました。

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社長が几帳面な方ですので、毎期の活動内容の写真やデータを保存していました。

出展した展示会のデータ、種々の企画内容などのデータが全部くまなく保存されています。

社長は、このデータを従業員に見てもらいたいという気持ちがあるのでしょうが、まあ、社長の気持ちを無視?して、誰もなかなか見ようとしません(笑)

 

 

 

 

元・キャリコンの人材育成支援の考え方です②


私が40年以上前、大学を卒業して入社した会社は、一部上場企業でして、入社と同時に新入社員研修があり、3日間まるまる社会人としての基本とかエチケットなどを叩き込まれました。(右の耳から左の耳でしたが…)

5年経ったら、中堅社員研修があり、全国に散っていった同期生の顔を久しぶりに見ることができました。外部講師のセミナーもありました。(右の耳から左の耳でしたが…)

10年ほど経つと、新規主任者研修がありました。同期の中でも顔を見ない人がそろそろ出てきました。外部セミナーは「あったかなぁ?」程度です。

それからしばらくして、新任課長研修がありました。これは3日間がっつり実施されました。

事前に『7つの習慣』(S.コビィ―)を読んでおくこととの指令がありました。一応読んだと思いますが、ほとんど印象に残っていませんでした。

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最終日に『いまを生きる』という映画のラストシーンを見せられましたが、どんな関係があるのかいまいち分かりませんでした。

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会社の研修の他にも労働組合主催の研修もありました。

関西支部の委員長をしていたので、自ら研修を企画しました。

そのテーマが「ライフプランセミナー」で、夫婦揃って受講してもらいました。

ハローワークや地方行政機関に勤務した時も、やたらと研修がありました。

しまいには、職業訓練校の講師として講義する方になりました。

何かやたらと研修を受けてきたなぁと、今さらながら呆れます。

企業は、当然ながら従業員を育成するために研修するものだと勝手に思っていました。

小規模事業者(小さな会社)での人材育成はどうなんでしょうか?

元・キャリコンの私の考えを少し披露したいと思います。

先ほど、いかに多くの研修を受けたかということをお伝えしました。

しかし、正直言って、何にも残っていません。

こと私にとっては残念ながら、研修費と時間の無駄遣いでした。

45歳で、大企業から飛び出して小規模事業者(小さな会社)に転職しました。

8年半ほど勤務して取締役までにして頂きました。

もちろん、少人数の会社でしたので、研修なんか立派なものはありませんでした。

しかし、人生で一番学ぶことができた期間でした。

常に経営者の身近におり、経営者の判断や考え方をまじかに見ることができました。

どんな外部研修でもセミナーでも味わえないような貴重な体験ができました。

また親しく酒食を共にすることで、単に仕事だけではなく生き方とか考え方といった幅広いことを学ぶことができました。

(続く)

 

  

元・キャリコンの人材育成支援の考え方です①

元キャリアコンサルタントとしてのキャリア支援方法としては次のように考えています。

1.会社の資産はヒト・モノ・カネと言われています。

インターアクションのモノ(商品)には、満々の自信があります。

特に、昨年法律の大改正があった石綿アスベスト)規制強化に対応する、ロングタイプというフレコンバッグに関しては、収集・運搬に際して石綿の飛散を防ぐ梱包材として厚労省環境省のマニュアルにも写真付きで紹介していただいているほどの製品です。

インターアクションでは、このロングタイプを昨年の法律改正を遡ること15年も前に企画・製造して、これまでに全国で1000万㎡相当の処分に貢献しています。

カネの方も、もちろん有り余っているわけではありませんが、そこそこに儲けています。(税務署の方が見ていないことを祈ります😔)

残されたものがヒトです。

私、ハローワークや地方行政の求職支援機関で、1000人以上の求職者の方々の相談に乗ってきました。

応募書類の書き方や面接の受け方などの指導を通じて、多くの方の内定を勝ち取ってきました。

職業訓練校の講師として、50人以上の受講生に「自己理解」だとか「仕事理解」などを教えてきました。

求職支援機関で勤務をしていますと、相談者が内定を勝ち取った時点がゴールでした。

実は、相談者にとっては、そこがスタート地点です。当たり前の話です。

せっかく内定を取って、意気揚々と(不安を抱えながら)働き始めても、多くの相談者が3ケ月もすると、また支援機関に舞い戻ってきます。

1ケ月で戻ってくる相談者もたくさんいました。

いわく、「人間関係です…」「ブラック企業でした…」等々。

ハローワークで1年間、事業所支援部門という窓口で勤務したことがあります。

企業からの求人票を受け付ける部門です。窓口で様々な社長さんとお話ししました。

ある社長さんの求人票の内容を見ると、法律違反スレスレの内容で、一部モロ違反の個所もありました。

「社長、この内容だとブラック企業だと言われますよ。」

「何でやねん!ブラック、ブラック言うけど、ブラック従業員だって多いんだぞ!」とのこと。

「当日の朝、メールで、”休みまーす”って言うような非常識な従業員もいっぱいいるんじゃ!」

そうでしょうね。私も、企業に勤務していた時、「なんじゃ、この人は!?」というような上司・先輩・同僚・部下いっぱいいましたね。(続く)

 

   

私、元・キャリアコンサルタントになりました😔

キャリコン資格を取得したおかげで、毎年、4月には契約更新してもらいました。

実は、資格の有無はそれほど関係ないようでした。

正職員の公務員さんの言うことを大人しく聞く人が好まれたようです。

それにしても、毎年の契約更新の時期はいやでしたね。

公務員さんに尋ねても、「来年度の予算次第で、私たちにも分からなんです。」と決まり文句の返答です。(私も納税者の端くれなんですが…)

目の前の求職者のキャリアを支援するキャリコン自身のキャリアが見えないという決して笑えない話です。

それにしても、公共施設でのキャリア支援には制約が多いです。

もちろん「決まりごと」を守るのは当然ですが、何しろ相談のために来所する方はさまざまです。

杓子定規に決まり事を守るか、一歩踏み込んでサポートするか?

常に悩みの種でした。

結局、悩みの種が破裂して公共施設から放逐されてしまいました。

思い返すと子供じみた行動でしたが、おかげさまで、それ以降、真のキャリコンの役割とは何ぞや?との問いの解答を探し求めることになりました。

過去の話はこの辺でおしまい。

常に問われるのは、今とこれから、今をどう生き、今後どう生きるかということなのです。

そんなキャリコン資格ですが、令和3年4月に資格返上しました。

9月には運転免許も返上しました。

おかげ様で22歳の時に取得してから40年以上無事故で終えることができました。

それはさておき、キャリコン資格には5年ごとの資格更新の手続きが必要です。

更新のために講習を受けなければなりませんが、当方、資格取得前から取得後全部で10年近い経験があります。

何を講習で学ぶことがあろうか!と可愛げのないことを考えていました。

「私の方が教えてやるわ!」ともっと可愛げのないことも考えていました。

まあ、それよりも企業内で社長と従業員のキャリア形成支援をする分には、別に資格があろうがなかろうが、そんなの関係ねぇ!です。

年齢も年齢ですから運転免許、キャリコン資格両方とも返上でございます。

 

それ故、私の肩書は元・キャリアコンサルタントとさせていただきます。

そんな元キャリコンです。

ゼネコンと不動産というヤクザな業界?で30年以上サラリーマンと取締役を経験したあと、ガラっと職種を変えて、ハローワークで6年、地方行政の求職支援機関で2年の経験の後職業訓練校の講師を勤めながら、インターアクションにキャリア支援のコンサルで関わり、令和2年2月から身も心もインターアクションに入社し、社長の相談にのり、従業員の相談にのり、会社の一員として営業もこなし、社長以下10名の一員として、会社の発展に日々奮闘しております。

 

 

 

キャリアコンサルタントって資格をご存知ですか?

皆さんは、キャリアコンサルタントという資格をご存じでしょうか? 国家資格です。 現在、国はこの有資格者をどんどん増やそうとしています。

何しろ10万人の有資格者をこしらえようとしています。

その一方、取得してもさっぱり使えない国家資格だと陰口だけでなく表口でも囁かれています。

私、キャリアコンサルタント(以下、キャリコンと略します)の資格が創設されたのと同時に、この資格を取得しました。

というか、まったく棚からぼた餅でした。

いろいろ故あって、56歳にしてハローワークで働くことになりました。

いろいろな故の内容は、またその内おいおいお話しましょう。

「キャリアカウンセラーの資格を取らないと、年度契約を更新してくれないらしいよ」と同僚から教えてもらいました。

「もう失業はいやだ!」の一心で、高い講座料を払い、CDAなる民間資格をようやく取得。と思ったら、翌年、CDA資格が自動的に国家資格キャリコンに格上げ。

絵に描いたような見事な棚ぼたでした。

棚ぼただからやむを得ないが、国家資格としての特典は「名称独占」のみ。

「えっ⁈たったそれだけ」 はい、たったこれっぽっち。

キャリアカウンセラーと名乗ろうが、キャリアアドバイザーと名乗ろうが、キャリアデザイナーと名乗ろうがあなたの勝手。

厚労省助成金で人材開発的なメニューがいくつかありますが、助成金の申請のためにはキャリコン有資格者による対象者との面談が必須という項目があります。

30分から40分の面談を行い、幾ばくかの手数料をもらうという「特典」があります。 私も随分と面談をして感謝されました。