コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

まず「じんざい」について考えてみました。

会社には、色々な「じんざい」がいます。

「じんざい」は一般的には「人材」と書きます。

ところが、色々な書籍を見ると、すぐれた従業員として「人財」、会社に害を及ぼす従業員として「人罪」、ある意味それよりひどい「人在」という言葉もあります。

ただ社内に「在る」だけの従業員って!

入江元太さんの『「人財育成」の教科書』によると、この比率は人財6%、人材20%、人在50%、人罪24%ということですが、中小企業特に小さな会社では、この比率だと会社は潰れてしまいます。

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私はハローワークや他の求職支援の現場で100社以上の「小さな会社(だいたい従業員が20人くらい)」の社長と直接お話をする機会を得ました。

その肌感覚からは、どの会社でも人財と言える人は社長1人だけのような感じです。

逆に人罪は1人か2人います。

人在は1人もいません。

さすがに小さな会社で「「何もせずに座っている」だけというのは許されないです。

大半の従業員は、社長の指示に忠実に従う「人材」でした。

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その他の「じんざい」も造語してみました。

大した意味はありませんが、何か楽しい「じんざい」が揃いました。

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私、キャリアコンサルタント(キャリコン)として、インターアクションの「じんざい」の比率を変えたいなあという望みがあります。

社長には「人在」として「在る」だけの存在になっていただきたい。

会社の定例業務のほとんどすべてを従業員が決定し行い、社長には適宜、経過と結果の報告を行うだけにします。

私が考える理想の会社像です。

社長には従業員が想像できないほどのストレス(負荷)が掛かっています。

理想を言えば、社長には常にストレスフリーの状態でいて欲しいと思っています。

経営という大きな荒波の中で、ここ一番重大な判断を下す時には心中穏やかな状態でいて欲しいです。

そのためには、一人でも多くの従業員が「人材」から「人財」に成長していかなければなりません。

また、私の経験から、人財が多い会社ほど成長している、まあ簡単に言うと「儲けている」という印象がありました。

そのために、キャリコンとして、従業員の成長に寄与し、私自身も、もっともっと成長したいと思っています。

研修の席上、社長は、「何なら私、”不在”でも構いませんよ😙」と仰っていました。 そ、それは困る😔

従業員が人材から人財になるための第一歩は「主体性」を身につける必要があります。

次回の研修から何回か「主体性」について、みんなと学んでみることにします。