キャリコン資格を取得したおかげで、毎年、4月には契約更新してもらいました。
実は、資格の有無はそれほど関係ないようでした。
正職員の公務員さんの言うことを大人しく聞く人が好まれたようです。
それにしても、毎年の契約更新の時期はいやでしたね。
公務員さんに尋ねても、「来年度の予算次第で、私たちにも分からなんです。」と決まり文句の返答です。(私も納税者の端くれなんですが…)
目の前の求職者のキャリアを支援するキャリコン自身のキャリアが見えないという決して笑えない話です。
それにしても、公共施設でのキャリア支援には制約が多いです。
もちろん「決まりごと」を守るのは当然ですが、何しろ相談のために来所する方はさまざまです。
杓子定規に決まり事を守るか、一歩踏み込んでサポートするか?
常に悩みの種でした。
結局、悩みの種が破裂して公共施設から放逐されてしまいました。
思い返すと子供じみた行動でしたが、おかげさまで、それ以降、真のキャリコンの役割とは何ぞや?との問いの解答を探し求めることになりました。
過去の話はこの辺でおしまい。
常に問われるのは、今とこれから、今をどう生き、今後どう生きるかということなのです。
そんなキャリコン資格ですが、令和3年4月に資格返上しました。
9月には運転免許も返上しました。
おかげ様で22歳の時に取得してから40年以上無事故で終えることができました。
それはさておき、キャリコン資格には5年ごとの資格更新の手続きが必要です。
更新のために講習を受けなければなりませんが、当方、資格取得前から取得後全部で10年近い経験があります。
何を講習で学ぶことがあろうか!と可愛げのないことを考えていました。
「私の方が教えてやるわ!」ともっと可愛げのないことも考えていました。
まあ、それよりも企業内で社長と従業員のキャリア形成支援をする分には、別に資格があろうがなかろうが、そんなの関係ねぇ!です。
年齢も年齢ですから運転免許、キャリコン資格両方とも返上でございます。
それ故、私の肩書は元・キャリアコンサルタントとさせていただきます。
そんな元キャリコンです。
ゼネコンと不動産というヤクザな業界?で30年以上サラリーマンと取締役を経験したあと、ガラっと職種を変えて、ハローワークで6年、地方行政の求職支援機関で2年の経験の後職業訓練校の講師を勤めながら、インターアクションにキャリア支援のコンサルで関わり、令和2年2月から身も心もインターアクションに入社し、社長の相談にのり、従業員の相談にのり、会社の一員として営業もこなし、社長以下10名の一員として、会社の発展に日々奮闘しております。