残業、時間外勤務、超過勤務など呼び名はともかく、その会社独自の所定労働時間を超えて働くことです。
所定労働時間は通常8時間ですが7時間の会社も多いと思います。
法定労働時間は労働基準法で1日あたり8時間までと決められています。
8時間を超えて働いた場合は時給が2割5分増しになります。
夜10時を超えて働いた場合はさらに2割5分増しの合計5割増しの時給になります。
残業でよく揉めるのは、
「ウチの会社、残業したのに時間外手当払ってくれへん🤬」
「え~それってブラックじゃん!」
ということです。
働き過ぎて過労死の問題も発生します。
以下は、私、元・キャリコンの私見ですので、腹が立ってもお許し下さい。
時間外の問題は、それが「残業」つまり、当日終わらせておかなければならない仕事が「残っちゃった」のか、「時間外勤務命令」つまり当日のその人の仕事は終わったのですが、社長から、
「ごめんな。どうしても今日中に終わらせなアカン仕事があるんやけど、残ってやってくれるか?」
「え~~😔分かりましたよ。やりますよ。」
と言ってやる業務です。
残業=時間外勤務命令ではないと思います。
残業には様々な理由があります。
・もともと能力以上の仕事を任されている(残業が常態化します)
・もともと能力がない(う~ん。難しい問題です)
・もともと時間内に終わらせる気がない(う~ん。難しい問題です)
・もともと早く家に帰りたくない(う~ん。難しい問題です)
以前勤務していた会社の上司で次の様な人がいました。
勤務時間中は、いろんな人とおしゃべりばかりです。
終業のキーンコーンカーンの音が鳴ると、「さあ、頑張るぞ!」とワイシャツの袖をまくり始めます。
毎日、うんざりでした。
今でもそうですが、残業が一番嫌いでした。
昔から仕事は早い方でした(雑でしたが💦)
早く帰りたい。たまには早く帰って妻子と晩ご飯が食べたい。
映画も観たい。友人と飲み行きたい。色々やりたい。
ところが、その課長のおかげで早く帰れない。
今日中にやらなくてもよい仕事をやるふりをしていました。
思いっきり「時間外手当」を申請しました。
我が社は明快です。
どうしても時間外に業務をしなければならない時は、社長に「時間外勤務」の届出をします。
「あっそう。やってね~」とはもちろんなりません。
なぜ時間中にできなかったの?今夜やる必要あるの?等々訊かれます。
当り前田のクラッカーです。(ふ、古い💦)
基本的に時間外でもやる必要があると認められると、時間外手当を貰えます。
ちなみに、週に1回以上、中国から製品がコンテナで運ばれてきます。
その時は早朝から、社長以下(男性)従業員総出で荷降ろしを行います。
その分は当然時間外手当を支払っています。
これも当り前田のクラッカーです。
(続く)