エラそうなことばっかり言ってきましたが、そろそろ我が社のセルフ・キャリアドック制度について説明いたします。
とその前に、最後の寄り道をします。(え~😲)
厚労省のチラシです。
「セルフ・キャリアドックの具体的な進め方」を教えてくれています。
(1)キャリア研修
これが、なかなか“小さな会社”ではできないでしょう。
いつ時間が取れるの?勤務時間外?休日に出て来させる?
勤務時間中でもいいのですが、注文や問合せの電話がひっきりなしにかかってきます。
しかも、一回きりの研修であれば、何にもなりません。自己満足でしかないです。
で、我が社では、月に2回昼休みに実施させてもらっています。
ランチ・タイム勉強会です。
お弁当は会社から支給します。
ほか弁のメニューから皆さんにリクエストしてもらって、12時前に総務の方に買い出しに行ってもらっています。(税込み600円未満😙)
12時15分から45分間。みんなでお弁当を食べながら研修します。
去年は、我が社の20年間の歩みを当時の写真やデータを、パワーポイントでまとめて私から説明しました。
会社の歴史を知ることは、今後の企画を立案するに際してとても重要なことです。
今年は、月ごとにテーマを決めて、YouTubeから20~30分程度のものを皆で見ています。
1月は「主体性」でした。
今月は「目標設定」です。
(2)キャリアコンサルティング
進め方によると、「個別従業員の課題を整理し、解決を支援してい」くとのこと。
キャリコンと面談しながら「働き方で大切にしていること、企業から求められる役割や責任などの確認」をするとのこと。
私、厚労省に盾突くわけではないですが、これには反対です。
“小さな会社”で従業員にキャリコン有資格者がいるのはまれです。
誰か外部の人に頼んだところで、その会社の仕事の内容が分かっているわけではないです。まして従業員同士の人間関係の微妙な部分まではとても分からないでしょう。
この内容は経営者または上司との業務上の面談で行うべきです。
(我が社の面談の内容は後ほど)
(3)フォローアップ
「組織全体で、個別従業員及び組織の課題を解決してい」くために、職場(上司など)が課題解決の支援を行い「改善策を実行した結果を、アンケート等により継続的に振り返る」こと。
上記の(2)のキャリコンとどこが違うのか分かりません。
上司の代わりにキャリコンが面談をするだけの違いですので、うまく進めないとダブルスタンダードになってしまいます。
我が社では、「業務評価面談」として、毎月1回、社長と従業員とで面談をすることにしています。そこにキャリコンである私も同席させていただいています。
業務上の悩みや課題については、この面談の場で解決するようにしています。
次回こそ、我が社のキャリアコンサルティングの内容をお伝えしたいと思います。