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コンテナスロープのインターアクション

インターアクションの人材育成~セルフ・キャリアドック制度⑧

社長と従業員の目標を一致させると言えば、「え~😒」という人が多いと思います。

「それって、会社の思い通りに働けっていうことじゃん😒」と冷めた見方をされます。

 

「そのとおりで~す😙」と喜んで答えます。

 

私、大学を卒業して東証一部上場の大手企業(総合建設業)に入社しました。

そこで45歳まで20年以上勤務しました。

組合の支部委員長も経験しました。

「会社の思い通りに働く」ということには、「それって、ちょっと…😔」という思いがありました。

総合建設業(ゼネコン)では、ひと昔前までは、世間的に見て「?」というような業界ルールがまかり通っていました。(最近では完全に無くなったそうですが)

スーパーゼネコンに、とても尊敬できる方がいました。

彼は、その点は「絶対に会社の思い通りにはならないぞ!」と宣言して、なかなか社内ではツラい立場だったそうです。

行政機関の一員としても7年ほど働きました。

知事や市長さんの「言いなりにはならないぞ!」と勇ましい人がいました。

大きな組織では、「私には私の考え方があります!」で結構です。

しかし“小さな会社”で、そのような考え方を持った人がいると困ります。

 

“小さな会社”とは、中小企業庁の「小規模企業者」の定義によっています。

製造業では従業員が20人以下。商業・サービス業では5人以下の会社です。

我が国の会社の約85%以上が、この小規模企業者=小さな会社です。

 

ゼネコンを辞めて転職した“小さな会社”では、「私の考え」は一切不要でした。

トップの命令を1センチ単位で実行することが望まれました。

1ミリ違っても、こっぴどく叱られました。

大手企業のぬるま湯にいた私は3ケ月後に解雇されました。

今から考えると当然至極のことですが、その3ケ月で「目が覚め」ました😲

次に移った会社も“小さな会社”でした。

私自身1ミリ単位まで、徹底的に会社の目標に従うことでとても評価して頂きました。

 

但し、ここで大切なことは、その会社の目標を達成することが、自分自身で納得できるかどうかということです。

そうしないとイヤイヤ仕事をすることになります。

単に生活の糧を得るための「作業」になってしまいます。

それでは、いつか作業が「苦行」になってしまいます。

イヤイヤ会社に行って、イヤイヤ作業をして、そのうち「こんな会社(仕事)辞めたいなぁ😔」となってしまいます。

 

会社の目標と従業員個人の目標がズレないようにするのが、我が社のセルフ・キャリアドック制度に基づく面談です。

 

以上、長々と前書きしてしまいました。

明日から、具体的な面談の進め方をお伝えします。