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コンテナスロープのインターアクション

インターアクションの人材育成~セルフ・キャリアドック制度⑨

さて、ようやく我が社のセルフ・キャリアドックです。

6人の従業員との面談が終わりました。

インターアクションの決算は3月末です。

今期(22期)の決算まで、あと1ケ月ちょいです。

期首に売上高目標を立てました。

前期がコロナ禍のために、売上高がど~んと下がってしまいました。

さすがにコロナ禍も終わるんじゃないかなという希望を込めて目標値を設定しました。

ところが、コロナ禍は収まるどころか、いつ収束するかの目途も立たない有様です。

それでも、前期に較べて、売上高はかなり回復基調です。

ですが、目標値に達することは難しい状況になっています。

来期の目標を立てました。今期と同じ目標額です。今度こそ捲土重来です。

 

この目標額を達成することが、従業員個人にとってどのような意味を持つのか?

「会社(社長)が決めた数字なんでしょ。それと私とどのような関係が?」

とまでは思わないでしょう。

さすがに、そこまで冷めている従業員はいません。

今期は、目標値が達成できれば、従業員一人一人に100万円を特別ボーナスとして支給するという宣言もしました。

しかし、(ホンネは分かりませんが)ガツガツ獲りに行くぞ!という意気込みは感じられませんでした。

 

「へ~😲お金に困っていないんだ」と正直驚き、羨ましくもありました。

社長(と私も)の思いは、お金よりも達成感を味わってもらいたかったわけです。

今まで、学生時代~社会人を通じて、ガムシャラに頑張って、何かを達成して心から感動した!という経験があるのかな?

 

多分、このような思いは「いま風」ではないのかもしれません。

必死に頑張らなくても、欲しいモノが手に入った世代なのかもしれません。

考えるよりも先にマニュアルが与えられた世代なのかもしれません。

ほめてもらえないと動かない世代なのかもしれません。

誰かよりも一歩抜き出るよりは、みんなで仲良く手をつないでゴールする世代なのかもしれません。

 

我が国の借金は1200兆円を超えました。

赤ちゃんから高齢者まで国民一人ひとりの借金は、約1000万円です。

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対GNP比で、世界中でワースト1です。(オリンピックどころではありません😔

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ところが、国民に実感はありません。少なくともそう見えてしまいます。

 

セルフ・キャリアドック制度の面談では、その辺の事情をきちんと説明しなければなりません。

「それが、私とどんな関係があるのですか?」

あると言えばあるし、関係ないじゃんといえば無さそうだし…

って無いわけないじゃん!

というのが元キャリコンの感想です。

「きちんと会社の目標を理解すること。その上で個人の目標を立てること。会社の目標と個人の目標を合致させること!」

(それって、会社のためじゃん😒)と言いたそうな顔(もちろん、我が社にそんな従業員は一人もいません)を無視して、

「会社(社長)と従業員(と元キャリコン)は同じ舟に乗り合わせているの。しかも、気が付いていないだろうけど、この先にはものすごい嵐が待っているの。舟ごと海の藻くずになるかもしれないの。船長(社長)と乗組員(従業員)がたまたま乗り合わしているの(元キャリコンも)。一緒に舟を漕がなければ沈んじゃうでしょ!」

 

これが、我が社のセルフ・キャリアドックの基本的な考え方です。

 

はい? そろそろ具体的な面談の内容を言え!ですか?

次回までお待ちを。