”小さな会社”とは、中小企業庁の定義で、製造業ならば従業員が20名以下、商業・サービス業であれば10人以下の会社で、我が国の法人数の85%を占めています。
そこでは約1,127万人もの従業員が働いています。
私はハローワーク在籍時に、キャリコンとして100社以上の”小さな会社”の社長さんとお話をする機会を得ました。
皆さん、人材に関して共通のお悩みを抱えていました。
・求人票を出してもなかなか応募してくれない。採用できない。
・ようやく採用できても、なかなか定着してくれない。
・やっと定着してくれても、期待するほどには成長してくれない。
企業発展のためにはヒト・モノ・カネの三要素が揃っている必要があると言われています。
キャリコンとしてハローワークや職業訓練の場で、外から見ていた企業と、実際に一員となって内から見る企業とは大きな差があります。
”小さな会社”は、大きな組織と較べても遜色ない無限の可能性を秘めています。
下降気味の日本経済を立て直すためにも、我が国企業数の85%を占める”小さな会社”の活躍が不可欠だと思います。
インターアクションでは、週休三日制、スキルの多様化、全員参加の企画推進、セルフ・キャリアドック制度、業務評価面談等々様々な人材育成策に取り組んでいます。
かたや我が国ではキャリコン有資格者をさらに増やそうとしています。
今後、経験豊富なキャリコン有資格者が”小さな会社”の社長や従業員と一緒になって企業を発展させていくことで、我が国経済の発展に寄与できるのではないか!
と大きなことを考え、世に発信していきたいと思っています。
資格更新していない、元・キャリコンの身ですが😅