コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

『ハイパワー・マーケティング』という本に出逢いました①

我が社では、今月4月1日からの今期の売上高目標を必達としています!

こう言うと、「今までは必達じゃなかったのぉ?」と冷やかされそうです。

もちろん必達ですがぁ…😅と答えておきます。

コロナがあったり、アレがあったりぃ、ナニがあったりぃ…と言い訳は山ほどできます。

 

昨夜、『七つの会議』という映画が放映されていました。

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冒頭だけ見てやめましたが、香川照之さんが、『半沢直樹』から引っ越してきたようなおなじみの役で、営業会議で従業員たちを、思いっきりビビらせていました。

今を時めく木下ほうかさんも出演者の一人に名を連ねていましたが、カットされなかったでしょうか?

この映画ほどひどくはありませんが、前々職での営業会議は似たようなものがありました。

私は幸いなことに営業企画担当で、しかも下っ端でしたので、営業マンたちに資料を配ったりしていました。

支店(大阪支店)だけの会議でも、営業マンたちは冷や汗ものでしたが、本店から営業本部長が来た時などはもう大変でした。

私の隣りの堺営業所のM所長さんは、もともとが建築技術者で、ついこの間まで現場所長をしていたものですから、営業は不慣れで、さらに堺市では特に大型案件もありませんし、もともと強い地盤でもありません。

滋賀営業所から順々に発表の順番が回ってきます。

中には、なかなかタヌキな所長もいます。

営業本部長の攻撃をのらりくらりと巧みにかわしています。

いよいよM所長の順番が近づいてきました。

ふと、隣のM所長を見ますと、顔から汗が……尋常じゃないくらい流れています。

大げさではなく、“滝のような”汗です。

「も、申し訳ありません…。来期は頑張って数値目標を達成します。」

その後の営業本部長からの叱責をまともに受けていました。

M所長は、それから数年後胃がんで亡くなりました。

もちろん、因果関係はないでしょうが、営業マンとしてのストレスは並大抵ではなかったと思います。

 

標数値でもノルマでも、呼び名はどうでも良いのですが、営業には数値がつきものです。

“小さな会社”では、目標数値がすべてです。

営業マンのノルマとか生易しいものではなく、会社が生きていくためのノルマです。

前年度より売上げ(特に利益)が増えていないと従業員の給料が上げられません。

しかし、従業員側から見ると、「ちゃんと仕事頑張ってるんだからぁ~、上げてよぉ~😒」と思います。

社長も上げたいのはヤマヤマですが、利益が上がっていないのに、上げることはできません。

一般的に、従業員から見ると、社長はケチだから、なかなか給料を上げてくれない🤬

と思いがちですが、まったく逆です。

どこの社長でも、頑張っている従業員を見ると、何とか給料を上げたいものです。

でも、売上高と利益が上がらないと、上げたくても上げられません。

 

会社は、ヒト・モノ・カネでした。

ヒトを育成すれば、会社の売上は上がるのか?

逆に、従業員が育たないと、売上が上がらないのか?

従業員はそこそこでも、社長のスーパーマンのような活躍によって売上高は上がるのか?

 

偶然、『ハイパワーマネジメント』という書籍に出会いました。

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次の様な宣伝文句です。

全米で「マーケティング・バイブル」と称賛される世界的ベストセラーが復活! Youtube(ユーチューブ)、Twitterツイッター)等でも話題沸騰! 

SNS時代の今だからこそ読み継がれるべき、永遠の普遍性を持った決定版を読みやすい新訳で!これまでに1万人の経営者を指導してきた全米トップマーケターのジェイ・エイブラハムは、フォーブズ誌が選ぶ全米トップ5のコンサルタントで、メンターのメンターと呼ばれる。経営の細かな改善点を豊富な具体例で解説。実践すれば売上アップは間違いなし! 「これから、あなたの周囲にあり、収入を増やしたり成功を手にしたりするために役立つ“結びつき”に気付く方法を教えしましょう。実証済みの戦略とその利用方法の詳細な実例をお話しします。これを実践すれば、【収入は増え】【成功を手にする】ことができます。そして【人生は一変する】ことでしょう。
あなたは、それが【あまりにも簡単】なことにショック覚えるに違いありません。出来過ぎた話だと思いますが?そうではありません。“

とのこと😒

マーケティングといえば、何か難解なテキストのように思えますが、極めて簡単です。ノウハウが満載です。

ちょっと目からウロコだったのが、マーケティングって、会社の商品を売るための勉強みたいですが、実は、従業員にとって一番大切な商品、つまり自分自身を社長に売り込むための勉強にもなるんですね。

そのような観点から、この書籍の内容を簡単に紹介していきたいと思います。