面白い話が紹介されていました。
フランク・ハウザーという人をご存知ですか?
私は知りませんでした。
彼は、見本市の展示物やブースの設計と設営をしていました。
2人の若者が、彼に起業したばかりの自分たちの会社のために何か「クールな」デザインをして欲しいと依頼しました。
彼らは現金で払うことができなかったので、起業間もないその会社の株を渡すことを提案しました。
フランクは断りました。
ところがこの2人の若者は、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックでした。
彼らの小さな会社というのは、アップルコンピュータでした。
リチャード・マクドナルドとモーリス・マクドナルドは、ハンバーガースタンドとコンセプト、そして名前をレイ・クロックという営業マンに売却しました。
レイ・クロックは数十億ドル規模の会社を生み出すこととなりました。
単なる「惜しかったなぁ😔」の話でしょうか?
もう少し、面白い話を紹介します。
1972年、ある若者が議員付き添いとしてアメリカ国会で働いていました。
その年の民主党大会で、ジョージ・マクガバンはリチャード・ニクソンの対立候補として大統領候補の指名を受けました。
党大会中、マクガバン上院議員は、副大統領候補として指名していたイーグルトン上院議員をはずしました。
16歳だった若き起業家は、一度きりのチャンスだと思い、突然使われなくなったマクガバンとイーグルトンの名前入りのバッジとバンパーステッカーを5000個買い占めました。1つ5セントで買いました。
ほどなくして、政界の歴史的な珍品として、なんと1つ25ドルで転売しました。
この若者は、ほかの人が気づかないチャンスを見つけるために必要となる、チャンス志向の考え方を持っていました。
この若者は、ビル・ゲイツでした。
単に「持っている人」と「持っていない人」の話ではないです。
私たちは、誰でもビル・ゲイツになる「素質」があるのではないか?
そんな大それた夢想をすると、何か楽しくなってきます。
どうすれば、私たちはビル・ゲイツになれるのでしょうか?
たとえビル・ゲイツはムリでも、人生で「成り上がる」ことはできないのでしょうか?