第５章 「働きがい」あふれる会社を創る５つのステップ
さあ、いよいよ、人材が「採れる」「辞めない」「育つ」組織のための方策です。
これまで、散々、人材が「採れず」「辞められ」「育たない」原因は「社長さん、あんたのせいだ！」と言われ続けた“小さな会社”の社長様。
「それじゃ、どうすれば、優秀な人材が採れ、辞めず、成長するって言うんだ🤬 聞かせてもらおうじゃないか！」ですね。
STEP１ 相互理解～経営者と社員の頭と心の中をガラス張りにする～
最初に言っていきますが、家族間たとえば親と子、兄弟姉妹間、夫婦間、恋人同士でも「相互理解」は難しいですよぉ😅
それが、しょせん他人同士の経営者と社員ですぞ。大丈夫ですか？
〇まずは、経営者自身が自己理解を深める
ここで目指しているのは「相互理解」ですから、経営者が社員のことを知るだけでなく、経営者自身のことも社員によく知ってもらうことが必要です。（中略）
ひとりになる時間を作り、目先の経営の問題はいったん忘れて、深くじっくりと「内省」することをおすすめします。（P117）
Q1 自分の会社は社会の中で、どのような存在なのか？
Q2 そのような会社を運営する自分の社会的使命は何か？
Q3 そのような社会的使命を果たす上で、大切にしていくべき思いや価値観は何か？
Q4 そのような思いや価値観を持って、発揮していく能力と行動はどうあるべきか？
Q5 そのような行動で、どのような会社を作っていきたいのか？
良い商品を作って、めっちゃ儲けて、社員ともどもリッチになりてぇ😙だけではどうやらダメなようです。
もう一度、Q１～Q５までをじっくり考えてみることも大事ですね。
そして、会議や懇談会の場で、社長の思いを社員に伝えてみればいかがですか？
社長が投げたボールは、必ず社員は投げ返してくれると思います。
