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コンテナスロープのインターアクション

『一生働きたい職場のつくり方』を読む⑲

第5章 「働きがい」あふれる会社を創る5つのステップ

 

〇モチベーション曲線で、社員の思いの原点を探る

 

私の職業訓練講師の時代でも、このような曲線を作ってもらっていました。

もちろん、私自身の曲線も作ってみました。

「何がきっかけでモチベーションが下がっていったのかが明らかになれば、この後のステップである動機形成の際のヒントにもなるはずです。(中略)

社会人になる前の子ども時代、学生時代の変遷をしっかり見ることも大切です。というのも、仕事やキャリアへの思いや価値観の原点が、子ども時代や学生時代にあることも多いからです」(P128)

 

はっきり言います。

社長との面談で、このような資料を真剣に書ける従業員の会社は、まったく問題がありません。今後も、どんどん伸びていくでしょう。

若い人はプライベートのことはあまり開示したがらないです…。

社長や上司が、いくら「何でも言ってごらん。キミのことをもっと知りたいんだよ」と言ってくれても、基本的に警戒しています。

なかなか、本心や本音を開示したがりません…。

というのが、一般的ですが、実はとても自分のことを話したいのです。

自分のことをとても理解してもらいたいようです。

キャリコン経験を通じて様々な人と面談をして分かったことです。

特に若い人は、自分のことを知ってもらいたいものです。

強がっていますが、自分のことを理解してもらいたいものです。

ただ、「誰に」理解してもらいたいか?ということには敏感です。

残念ながら、理解してもらいたい相手は社長や上司、同僚でもないようです。

まして親や兄弟姉妹でもないようです。

若い人だけでなく、多くの人、私自身も含めて、誰に一番理解してもらいたいのでしょうか?

少し考えてみることにします。