コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

『人を動かす』に学ぶ ①

個人面談も終わり、いよいよ我が社の強靭化計画のスタートです。

さて何から着手していけば良いのかな?

私の職業人としての人生は43年間です。

“大きな会社”を23年間で辞めました。自発的に辞めました。

“小さな会社”への初めての転職は3ケ月で失敗しました😢

“小さな会社”への2回目の転職では、8年間の勤務の後取締役を解任されました😢

半年間の極めてしんどい失業の後、ハローワークで勤めることになりました。

キャリアコンサルタントとしてのキャリアは10年ほど続きました。

その後、3回目の“小さな会社”に入社し、“現在に至る…”です。

 

3回の勤務の実体験や様々な“小さな会社”を見てきた経験から、一つの鉄則中の鉄則を発見しました。とてもシンプルです。

 

社長の言うことを即実行する会社は強い。です。

 

ちょ、ちょっと待ってよ💦

どの会社でも、社長から言われたことは、普通に「やるんちゃう?」

そうですね。もちろん「やり」ます。やらないと、さすがにクビです。

トップの指示をやらずに済むのは、大企業か役所くらいです。(あくまでも個人の感想ですよ)

もちろん「やる」のですが、問題は「すぐにやる」か「何回か叱られたらやる」かの違いです。

 

1回目の“小さな会社”では、トップから「やれ!」と言われたら、1時間後には着手していました。1時間を1分でも超えると、死ぬほど叱られました。文字通り「死ぬほど」です。

“大きな会社”で23年間のんびり働いていたので、最初は死ぬほど驚き、クビになるまで死ぬほど叱られ続けました。

2回目の“小さな会社”では、トップから「やれ!」と言われたら、その日には着手しました。

1回目の会社よりは楽ちんでしたが、私の半年前に“大きな会社”から転職してきた人は、その辺の勝手が分からずに、トップからの指示に対して、まわりくどい対応(つまり、なかなか腰を上げなかった)だったので、半年後にクビになりました。

当人は、なぜクビになったのか理解できないまま去って行き、今でもたぶん分かっていないでしょう。

 

この2つの会社は、強靭なことと言ったら、それはそれは凄かったです。

1社目はトップが超強烈に会社を引っ張っていました。

その方がゼロから創業した会社でした。

2社目はトップと従業員、従業員相互の一体感がハンパなく強力でした。

トップは二代目さんでした。初代は業界でも有名な超強烈な方だったそうです。

両社はまったく体質が異なる会社でしたが、強靭なことはハンパなしでした。

繰り返しになりますが、共通項は「トップの指示を即実施する」という社風というか従業員の体質でした。

 

10年間のキャリコン時代に、多くの“小さな会社”を見てきましたが、この2つの会社の強靭さに匹敵する会社は一社もありませんでした。

我がインターアクションの社員も、とても素直な性格の者が揃っていますので、社長からの指示に「そんなことイヤです!」と逆らう元気のよい者は一人もいません。

いませんが、何というか、どう言えばいいのか…。

社長からの指示事項を実施するまでが………遅い💦

遅すぎて、その内、立ち消えになったことも無いことは……ないです。

指示された方は、忙しさに紛れて、実施まで一日、一日と延ばしていき、そのうち指示内容を、「社長も忘れているんじゃないかな…?」と思いがちですが、指示した方は、まず忘れないものです。

数か月経過して「あれ、どうなった?」と言われて、担当者はアタフタするわけです。

 

どうすれば「人は動くのか?」

永遠のテーマです。

今朝、ふと、『人を動かす』という書籍を思い出しました。

数年前に読んだ本ですが、帯にあるように、

“人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の原則」を実例豊かに説き起こした不朽の名著”とまでは思えませんでした。

そのころは、直接「人を動かす」必要はありませんでした。

キャリアコンサルティングでは、その人が動こうが動くまいが、別に当方に損害はありませんでした。その人が損するだけでした。

今はちょっと違います。

従業員が、積極的に動いてくれないと困ります。

会社が強靭になるためには、従業員が超積極的に(自主的に)動いてもらわなければなりません。

全部で37章、8月の末までに読んでみましょう!