私事(わたしごと)になりますが、昨日で満67歳になりました。
自分が67歳になるなんて驚きです。
自分勝手に80歳であの世に行こうと思っています。
大好きなお釈迦様が80歳で成仏したので、できれば同じ歳までは生きたいと思っています。
あと残り13年です。
13年と言えば、ピカピカの一年生(小学校)から大学一回生までの期間です。
思い返してみても、非常に実りの多い13年間でした。
同じくらい実りの多い人生を歩めれば、もうな~んにも後悔なくあの世に行けると思います。
もう一つ私事を。
平成27年(2015年)の年末にNPO法人の設立認可を受領しました。
NPO法人キャリア・アシスト・ネットワーク(CAN)という名称です。
コロナ禍の影響もあり、ここ数年は活動休止の状態ですが、今年からまた活動を再開させました。
今はまだ月に1回程度のセミナー開催ですが、徐々に活動の輪を広げていきたいと思っています。
活動の目的は、「幸福な人生を送るための方法」を学び実践することです。
「どうすれば幸福になれるか?」ということは、これまで長く宗教か哲学でしか扱われていませんでした。
宗教は(最近大問題になっているように)他力本願になりがちですし、哲学では小難しくて頭でっかちになってしまいます。
ここ数十年、「どうすれば幸福になれるか?」というテーマが心理学で取り扱われるようになっています。ポジティブ心理学や幸福心理学と呼ばれるものです。
つまり幸福になる(幸福を感じる)ことが学術的に理論づけられてきています。
私たちが働く目的も、結局は幸福になりたいからです。
「お金を稼ぐ」ということだけに目的が矮小化されがちですが、要するに最低限お金を稼いで幸福感が得られることに使いたいということは、誰にも明らかです。
ならば「どうすれば幸せに働くことができるか?」ということを考えるのは自然の流れです。
AmazonやGoogleなど近年急成長した企業で、この「仕事を通じて幸せになる」ための組織の課題が話題を集めています。
“働きやすく、仕事を通じて幸福を感じられる組織が成長していく”
“心理的に安全性を感じられる組織が成長する”などです。
なかなか興味深い研究と実践ですが、どうしても中堅から大企業が対象となった研究に偏りがちのような気がします。
我が国の企業数の85%を占める“小さな会社”(小規模事業者)にはあまり関係ない内容に見えてしまいます。
目指すべきは“小さな会社”において社長と従業員が同時に幸せを感じられる組織づくりです。その一つがパーパス経営かもしれません。
社長と従業員が幸せを感じるためには、間違いなく売上高を上げ続けなければなりません。
“小さな会社”では、売上高と幸福度は確実にリンクします。
従業員の幸福度をある程度無視しても売上高は上がりますが、売上高は上げずに従業員の幸福度を上げるということは不可能です。
売上高を上げつつ社長と従業員の幸福度を上げる。
これをブログのテーマに据えたいと思います。
引き続きご愛顧のほどを。