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コンテナスロープのインターアクション

幸せな働き方とは?  Aさんとの思い出

Oさんとの仕事は2年間続きました。

仕事中、アフターファイブと楽しい毎日でした。

ところが仕事そのものは、徐々に楽しくなくなりました。

事務で入社して、毎日毎日領収書や請求書の整理と仕訳などなど・・・。

時々支店の経理部から電話が掛かってきて「この仕訳は雑費じゃなくて、交際費です。訂正して下さい」って、ど~でもいいじゃん!的な業務でした。

大学時代の親友は総合商社に入って、中近東に石油を調達に。

別の友人は銀行員、大手メーカー、大手飲料等々。

「みんな活躍しているんだろうなぁ…。それにひきかえ自分は雑費とか交際費とか…。全然楽しくないじゃん😔」

もうこんな会社辞めたいなぁ😢

Oさんは、「仕事ってそんなものよ」と割り切ってアフターファイブを楽しんでいる。

もうホントに辞めちゃおうかな🤮

と思った矢先、福岡支店に転勤命令。

そして、Aさんと会いました。

というより、大学の先輩で、この会社を勧めたのもAさんでした。

私より10歳年上。

業務内容は相変わらず事務業務で似たような仕事でしたが、取り組み姿勢というか仕事に対する考え方が、他の人たちとはまったく違っていました。

型破りというか、徹底的に緻密というか、その仕事の意味を徹底的に理解することから始めるという、他の事務屋さんとはまったく違ったアプローチでした。

私の仕事への考え方も180度転換しました。

とにかく、仕事が楽しい😙

もちろん楽しいだけではありません。

終業のチャイムが鳴ると、「みんな仕事やめぇ~。今から宅建取引主任者(今は、宅建取引士)の試験勉強をしま~す。」と言って、部下の事務係3人に受験テープを聞かせて資格取得の勉強を「強制」しました。

3人のうちの1人は、それを嫌がっていましたが、私ともう1人の新入社員は楽しみながら勉強して資格を取得することができました。

「将来、必ず役立つけん」と博多弁丸出しでニコニコしていました。

その後、不動産業に転職する時に、この資格がとても役立ちました。

 

とにかく、このA先輩に出会ったおかげで、67歳になる今日まで楽しく働くことができています。

今週は月曜日から東京に出張でした。

東京で77歳になるA先輩に会うことができました。

77歳になるというのに、めちゃくちゃ若くてびっくり!

熱心に、3時間も私の仕事の話を聞いてくれました。

彼こそ、「仕事中」の時間も「仕事以外」の時間も、どちらも自分の時間だったのでしょう。

3年後、先輩の80歳、私の70歳を祝って、一緒にハワイに行く約束をしました。

常磐ハワイアンセンターではありませんよ😙