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そもそも何のために働くの?

内閣府の「国民生活に関する世論調査」というものがあります。

「働く目的は何か?」という問いに関する回答を転載します。

全体の半数以上(53.7%)が「お金を得るために働く」としています。

14%が「社会の一員として、務めを果たすために働く」(立派!)

19.8%が「生きがいをみつけるために働く」(これも立派!)

7.8%が「自分の才能や能力を発揮するために働く」(ホントに立派です)

 

30歳から39歳までの、いわば働き盛りの人たちの72.7%が「お金」のためです。

40歳から49歳が67.2%が「お金」のため。

つまり、我が国の働き盛りが10人集まれば、そのうちの7人の人の働く目的が「お金」だということです。

ビズ○ーチやデュー○がコマーシャルをバンバン流しているのも頷けます。

私は67歳ですが、半分がお金のため、25%が生きがいのためとなっていますが、これはまったく頷けます😙

 

今日も一人採用面接をしましたが、面接の場で志望理由は?と尋ねた時に、

「はい!お金のためです!」と答えたら、「う~ん😔」とうなってしまいます。

もっと、ほら「私の能力を磨きたいと思って!」とか言って欲しいですね。

もちろん、本日の方も「お金のためで~す」とは言いませんでした。

 

私は、個人的には「お金のため」でまったく良いと思います。

それでこそプロです。

ただ、お金を獲得するために「自分の才能や能力を発揮」して欲しいと思います。

才能や能力を磨くことなく、「お金のため」に働きますでは、単なる「奴隷」です。

昔、「社畜」という言葉が流行りました。

会社に飼われている家畜という意味で、まったくお金のためだけに会社に寄生しているサラリーマンのことを表現していました。

 

私、4年間人材銀行という求職支援機関で働いていました。

40歳以上の管理職経験者やエンジニアを対象とした、ちょっぴりハイクラスのハローワークでした。

エンジニアの方はともかく、管理職経験者は「管理職」という、つかみどころのないスキルしか持っていない人が多かったです。

彼らは、「こんな金額では生活できない!もっと条件の良い求人は無いのですか?」とよく嘆いていました。

彼らは間違いなく「お金のため」に働いていたようです。(続く)