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コンテナスロープのインターアクション

結局A君は辞めるの? 辞めたの? 辞めないの?

先週の土曜日、社長に会いに行きました。

久しぶりです。

A君をその会社に紹介したのは2年前です。

2年間その会社に勤めていて、今さら「成長してない」だの「真面目に働かない」だの言われても…

という気持ちを微塵も見せず、ニコニコと「社長、久しぶりです。儲かりまっか?😚」

 

さて、1時間にわたって、いろいろとクレームを…というか、最近の一般的な若者事情を話しました。

社長はお困りです。

人材が採れない。採れても定着しない。定着しても成長しない。

ないない尽くしです。

社長は、超優良進学校から超優良大学を卒業して超優良企業に勤め、超目覚ましい活躍をスタートさせかけた30歳代半ばに、社長(父親)から「戻って来い」と言われて三代目の社長職に就きました。

それから10年以上の歳月が流れました。

話していてもとても頭の良い方です。

新規事業をスタートさせてたちまち数億の売上げを計上しています。

世襲の事業を維持し新規事業で伸びるという、典型的な成功型の事業承継でした。

…でしたが、唯一の思惑違い・予想違いはヒト・モノ・カネのうちのヒトでした。

“小さな会社”の社長さんはみんな優秀です。

でなければ、会社をとっくに潰してしまいます。

その辺の大企業や官庁のエラい地位に就いている人の数倍優秀です。

何しろ「組織力」で仕事をしていません。

頼れるのは自らの知恵と才覚と血の出るような努力です。

週休二日制が普通で、さらに週休三日制になっていく時代に365日休みなしです。

 

この社長さんとも出会いも、5年ほど前に人材募集の支援をしたことからです。

この5年間、ずっと「採れない・定着しない・育たない」の三重苦の連続でした。

 

私が12年前まで勤めていた会社は、“小さな会社”でした。

そこそこの進学校からそこそこの大学を出て、そこそこの規模の会社(一応一部上場企業)から転職した会社は、従業員10名程度のオーナー企業でした。

この会社での8年の経験から言えることは、

“小さな会社”はチャンスの宝庫だ!

ということでした。

 

ただ、このことは、なかなか若い人に理解されにくいです😔