コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

結局A君は辞めませんでした😙

やりたいことが分からないけど、ここじゃないような気がする😔

 

やりたいことが分からないのに、どうして「ここじゃない」と思うのか?

 

その気持ちは分かります。

ちょっとテレビをつければ、転職を勧める(そそのかす)コマーシャルばかりです。

何か「ここ」にいること自体が、悪いこと・怠慢なこと・ブームに乗っていないこと。

みたいな気になります。

 

私、就労支援の現場にいた時分、初めて転職をするシニアさんに「今日まで、ただ一つの同じ会社で勤めてきたことは“勲章”ですよ」と言っていました。

転職を勧める人材紹介会社の人たちは、心の底から転職を勧めているのかしら?

 

前回のブログで「小さな会社はチャンスの宝庫だ!」と書きました。

実際にそう思っています。

 

簡単に私の経歴をご紹介します。

大学を出て、一部上場企業のゼネコン(総合建設業)に入社しました。

まったく希望していなかった業界であり会社だったので、内定が出た時もほとんど嬉しいとは思いませんでした。

今から考えると、失礼極まりない話ですね。

入社から22年後の45歳の時に、「常務としてウチに来ないか?」という誘いに軽い気持ちで応じて1回目の転職をしました。年収は同額ちょい下でした。

その会社を3ケ月でクビ🤮

まったく使い物になりませんでした。

大企業での活躍と“小さな会社”での活躍とは、まったく意味と質が違います。

その次に入った会社では、年収が半分近くに減ってしまいました。

「えらいこっちゃ🤮」と慌てましたが後の祭り。もはや大企業には戻れません。

半年間、休みなしで働きました。

半年後、年収を150万円上げてもらいました。

「えっ!えっ!えっ!いいの?こんなのあり?」

ありでした。

理由は至ってシンプル。

私より半年前に入社した50歳前後の人と同じ年収にしなさいとのことでした。

「アイツの年収を下げることはできないが、コイツ(私)がアイツより年収が下というのはおかしい。アイツと同額にしてやれ」というのが理由。

シンプルそのもの。

この社長が大好きになりました。同時に“小さな会社”が大好きになりました。

その反面厳しさもあります。

アイツはそれから半年後にクビになってしまいました。

いたって競争原理ですね。

その会社では、頑張れば頑張るほど年収が上がっていきました。

最終的には大企業にいた頃よりは年収が上がりました。

毎日、頑張りを社長が見てくれています。

しかも、3ケ月でクビになった会社での超・超・超スパルタ教育のおかげで、大企業病はすっかり治っていました。

大企業では、課長の上に部長がおり、部長の上には支店長がおり、本店には本部長がおり、その上には取締役がおり、その上には常務がおり、専務がおり、副社長がおり、最後に社長がいるという超ピラミッドです。

その点、“小さな会社”では、アイツもコイツもすぐ上は社長です。

なんてシンプルなことか!

頑張りも手抜きもすべて「お見通しだぜ」です。

 

“小さな会社”はチャンスの宝庫です。

頑張る人にとってはね。