ジュンク堂に寄ったら、この本がベストセラーになっていました。
「この本を読まずしてモチベーションアップの施策は語れない」
そうです。
「頼むから、上司はこの本に書いてあることをやらないで」
だそうです。
で、7万部売れました。
@1,600円×7万部=112,000,000円
いやらしい話ですが、印税は5~10%が相場ですから、
112,000,000×5~10%=5,600,000円~11,200,000円
が、著者の松岡安昌さんの懐に入りました。
すいません、いやらしい話で😅
ここらで松岡安昌さんをご紹介しておきます。
1963年生まれですから、私より8歳下の59歳の方ですね。
リクルートからファーストリテイリング(ユニクロですね)、ソフトバンクを経て自ら会社を立ち上げました。
そういえば、私がキャリコン時代に数回面談した女性は、大学卒業後にユニクロに入りメンタルを壊して辞めてしまいました。
もちろん松岡さんとは関係ない話だと思います。
それでは、第3章に入ります。
「組織が疲弊していく会社」に共通する15の問題と改善策
です。
とりあえず15の問題点を列挙しますね。
➀個人が仕事を抱えすぎている
➡我が社の場合、ちょっとあるかな😔
②仕事を押しつけ合う
➡これはないです。
③物事を決められない
➡これもないです。即断即決です。
④前例と成功体験から抜けられない
➡これもないです。社長が一番気にしないです。
⑤「理念」が言葉だけ
➡理念は……大事ですが…あまり気にしないです。商売人ですから😙
⑥「挑戦」「改革」…空手形の言葉ばかり
➡ないない!🙅
⑦社長がめちゃくちゃ忙しい
➡う~ん。あるかな😅
⑧管理職が逆ロールモデル
➡管理職いないし😅
⑨いつもピリピリしている
➡ないない🙅 逆にもう少しピりっとしろよ😒
⑩マイナス要因の犯人探しに執心
➡そんなヒマはないです!
⑪よくわからない人事異動がある
➡そもそも異動しないし😅
⑫いまだに長時間労働が美徳
➡美徳かどうかはともかく、長時間頑張ります。その代わり週休3日制です。
⑬女性が出世しない
➡ないない絶対ない!一番ない! 実力がある人がのしていく社風です。
⑭子育て、介護で働きにくい
➡今はないです。しかしどうでしょ?その事態になった時に考えましょう。
⑮長期的な展望を描けない
➡描く、描かないは各自の勝手。社長の会社であるし、従業員の会社でもあります。展望が描けないなら、描けるようにしなければ……ね。他人事じゃないよ。
かつて、「この会社にいても、将来が見えない」と言って辞めた若者がいました。
あくまでも、将来は「見せてもらう」もので、「自分で見る」ものではないようです。
ということで、この『こうして社員は、やる気を失っていく』は、大変面白い内容でしたが、“小さな会社”にはほとんど役に立ちそうないので、ここらでページを閉じたいと思います。