コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

PART1 会社の見方⑦形から入るということ

【社長の見方】

そもそも社長になろうという気持ちを少しでも持っている人間は、他人に束縛されることを嫌で、または組織の枠にはまりたくなくて、多くの人は独立します。

ところが、いざ社長になると、事業を拡大するには人手が不可欠だということに気づきます。

そこで社長は社員を雇い会社組織をつくります。

組織がイヤで組織を飛び出た人間が組織をつくらざるを得なくなることは、何とも皮肉な話です。

ではどのようにして組織づくりをすべきでしょうか?

最も簡単な方法は「形をつくる」ことです。

つまり、自分の目の届くところでは朝礼や終礼、目の届かないところでは社内規定による管理を行うのです。

 

【社員の見方】

学生の頃は「校則」というものがありました。

何かいろいろ禁止されていたというイメージが残っているだけで、内容まではあまり覚えていません。

会社に入ると「就業規則」というものがありますが、詳しく見たことがありません。

朝礼や終礼がありますが、何となく参加しているだけです。

私たち社員と会社(社長)をつなぎとめているのは一体何でしょうか?

雇用契約書」だけでしょうか?

その会社の「形」って何でしょうか?

【キャリコンの見方】

最初に入った会社は一部上場企業で7千人くらいの社員がいました。

今のインターアクションまで社員10人前後の会社を4社経験しました。

ハローワークと地方行政にも勤務しましたが、ここでは社員という感じではなく、組織の中で決められた役割を「決められた通り」にやる単純作業でした。

「決められた通り」にやるだけではキャリコンのスキルを磨くことができないため辞めました。(というか辞めさせられた?)

 

再度、社員と会社(社長)をつなぎとめているのは一体何でしょうか?

 

私は、言い古された言い方ですが、会社とは家族のようなものだと思います。

大きな会社では、〇〇部とか△△課といものがそれに当たります。

“小さな会社”では、文字通り会社そのものが「家族」です。

一般の家族においても、強い家族の「絆」もあれば、弱い家族の「絆」もあります。

強い家族の「絆」の形を作ることが、強い“小さな会社”を作る秘訣かもしれません。

どのようにすれば、その絆の形を作ることができるか?

それが、このブログの役割です。

80個のテーマのうち、まだ7個が済んだだけです。

もうしばらくお付き合い下さい。