【社長の見方】
成功している社長さんたちは、毎日、好きなことをやって遊んでいるように見えます。
しかし、成功した社長さんたちは、例外なく、かつては、他人の数十倍もの仕事をしています。
昔は、休みがほとんどないとか、睡眠時間がほとんどないといった状態で仕事をしています。
楽をして成功した人は、誰一人いません。
その人その人で苦労の度合いやレベルは異なるはずですが、何の苦労もなく成功した人は皆無です。
「楽して儲けよう」ではなく、「無理してでも儲けなければならない」のであり、「仕事を楽しもう」ではなく「楽しむも何も、やらねばならない」のです。
【社員の見方】
(我が社の場合)とてもとても、楽しているとは思えません。
他の会社の社長さんは、どの会社も「好きなことをやって遊んでいる」のでしょうか?
【キャリコンの見方】
これまで、ずいぶん多くの“小さな会社”の社長さんを見てきました。
どの会社の社長さんも「孤軍奮闘」で頑張っていて、とても楽しているとは思えません。
大きな会社の社長さんは、確かに楽をしているように見えます。
取締役を始め部長、課長等々、一応メンバー(緩衝材)が揃っています。
最終的な判断を行えばいいわけです。
率先してトップ営業を行っている社長さんも多いとは思いますが、基本的に各部署や各機関に仕事を任せています。
それに引き替え、“小さな会社”の社長さんは本当に大変です。
しかし、中には大変そうに見えない“小さな会社”も数社ありました。
私がかつて属していた会社もそうでした。
そのような会社の共通点はただ一つ。
社長自らの分身みたいな部下を育てていました。
“小さな会社”の社長さんの一番大切な役割は、自ら孤軍奮闘するのではなく、分身(=番頭さん)を作る(育てる)ことだと思います。
こんな本もありました。
読んでみよ😚