”小さな会社”の社長と従業員が幸福になる方法

「どうすれば幸福になれるか?」

PART1 会社の見方⑧ 逃げるかどうか

社員に苦言を呈するような小さいことから、社員を解雇するような大事まで、時として社長は嫌われるようなことをしなければならない場面に遭遇します。

そういう揉めごとや面倒なことは部下に任せ、社長はかかわるのを避けるべきでしょうか?

 

【社長の見方】

人からよく思われたい、面倒なことは避けたい、嫌いな人と付き合いたくない、というのは人間の性(さが)です。

しかし、社長は物事の決定に際しては、決して逃げてはいけません。

人から嫌われようと、面倒なことであろうと、嫌いな人であろうと、社長は断固として、それらと向き合い、顔を突き合わせて、物事を決定しなければなりません。

しかしこれは別に攻撃的になれということではありません。

会社にとって余計な敵をつくることは得策ではありません。

しかし、苦労から逃げ、それを人に押しつけたとしても、実は敵をつくり恨みを買っているものなのです。

嫌なことに目をつぶり、困難を避ける社長は、目先の楽のために将来の苦労を招いていることに気づくべきです。

そのような難題にかかわりたくない人は社長を辞めればいい、それだけです。

社長という地位は、苦労と向きあうことを条件に手に入れるものなのです。

 

【社員の見方】

社長なんかなるのやめとこ😅

別にそんな苦労をしたくないもんね。

でも…やっぱり、優しい社長の方がいいなぁ😅

【キャリコンの見方】

社長業に関しては苦い思い出があります。

15年ほど前に「お前、社長やれ」と言われて関連会社の社長になりました。

「単なる名義だけでいいんじゃ」という甘い言葉についつい…

しかし3年後、その会社を潰しかけました😢

会社は潰れなかったけど、私はクビになりました😢

まあそれはいいんですが…

その会社には、ひと月に1度とか2度しか行けませんでした。

それも銀行に会うとか、監督署に行くとかの用事の時だけです。

年に1回最重要得意先に挨拶に行くことと、業界団体の集まりの一泊旅行に行くことくらいです。

と気楽に考えていましたが、そんなわけいきません。

次第に売上高が低下していきました😢

人事面の相談もちょこちょこ😢 年配の方の反発も😢

ロクな話はありません。しかも社長手当はなし😢

「なにが名義だけじゃあ~🤬いいことなんか、な~んにもないやんか~🤬」

製造工場で、10人くらいの従業員でした。

専務を現場の責任者にしていましたが、徐々に面倒なことを私に相談するようになりました。

まあ、いくら名義だけでいいとはいえ社長ですから仕方ないです。

そこで私がやったこととは、逃げはしないけど、「人気取り」をしてしまいました。

一番やっちゃいけないことでした。

時々会社に行っても、社内の人間関係がギスギスしていました。

「人から嫌われようと、面倒なことであろうと、嫌いな人であろうと、社長(=私)は断固として、それらと向き合い、顔を突き合わせて、物事を決定し」ませんでした。

単に「仲良しクラブ」を作ろうとしました。

2ケ月に一度、なじみのスナックを貸し切って、夕方スーパーに行って、格安になった総菜を買って、みんなで食事会とカラオケ大会を実施しました。

1年ほど続けると、従業員の皆さんも心待ちにしてくれるようになり、社内のギスギスも和らいできたように感じられました。

「なかなかいい会社になったやん😙」と思ったのもつかの間、最重要顧客の自主廃業のあおりを喰らって売上高がどんどん下がってきました。

いくら社内融和に腐心しても、倒産の危機を目の当たりにして、社内が一致団結…とはなりませんでした。

もちろん、このことだけが原因で倒産しかけたのではありませんが、社内融和を考えているヒマがあったならば、たとえ少々社内がギスギスしてでも、もっと足腰が強い会社にすべきでした。

名ばかり社長ということを言い訳にして、「難問」に真っ向から取り組まなかったツケは、ほとんどの人に辞めてもらうという厳しい結末になりました。

会社の盛衰は社長の姿勢次第です。

社長はそれほどの大きい責務を背負っています。

本当に大変な責務です。

そのことを社員全員が理解するだけで、その会社は強い会社・もうける会社・社員がリッチになる会社になります。

   

 

PART1 会社の見方⑦形から入るということ

【社長の見方】

そもそも社長になろうという気持ちを少しでも持っている人間は、他人に束縛されることを嫌で、または組織の枠にはまりたくなくて、多くの人は独立します。

ところが、いざ社長になると、事業を拡大するには人手が不可欠だということに気づきます。

そこで社長は社員を雇い会社組織をつくります。

組織がイヤで組織を飛び出た人間が組織をつくらざるを得なくなることは、何とも皮肉な話です。

ではどのようにして組織づくりをすべきでしょうか?

最も簡単な方法は「形をつくる」ことです。

つまり、自分の目の届くところでは朝礼や終礼、目の届かないところでは社内規定による管理を行うのです。

 

【社員の見方】

学生の頃は「校則」というものがありました。

何かいろいろ禁止されていたというイメージが残っているだけで、内容まではあまり覚えていません。

会社に入ると「就業規則」というものがありますが、詳しく見たことがありません。

朝礼や終礼がありますが、何となく参加しているだけです。

私たち社員と会社(社長)をつなぎとめているのは一体何でしょうか?

雇用契約書」だけでしょうか?

その会社の「形」って何でしょうか?

【キャリコンの見方】

最初に入った会社は一部上場企業で7千人くらいの社員がいました。

今のインターアクションまで社員10人前後の会社を4社経験しました。

ハローワークと地方行政にも勤務しましたが、ここでは社員という感じではなく、組織の中で決められた役割を「決められた通り」にやる単純作業でした。

「決められた通り」にやるだけではキャリコンのスキルを磨くことができないため辞めました。(というか辞めさせられた?)

 

再度、社員と会社(社長)をつなぎとめているのは一体何でしょうか?

 

私は、言い古された言い方ですが、会社とは家族のようなものだと思います。

大きな会社では、〇〇部とか△△課といものがそれに当たります。

“小さな会社”では、文字通り会社そのものが「家族」です。

一般の家族においても、強い家族の「絆」もあれば、弱い家族の「絆」もあります。

強い家族の「絆」の形を作ることが、強い“小さな会社”を作る秘訣かもしれません。

どのようにすれば、その絆の形を作ることができるか?

それが、このブログの役割です。

80個のテーマのうち、まだ7個が済んだだけです。

もうしばらくお付き合い下さい。

   

 

 

 

 

 

PART1 会社の見方⑥ 社員の定着率

【社長の見方】

経営者からすれば、欲しい人材、必要な人材さえ会社に残ればいいのですから、会社の方針についてこれない人間、社風に合わない人間は、早々にお引き取りいただいたほうが、お互いにとって有用なのです。

社長にとって重要なのは、社長から見て優秀な社員、有用な社員の定着率を高めることであって、そうでない一般社員の定着率を高めることではありません。

社長がどうしても手放したくないと思う人材が社内にいれば、社長は自分の取り分を減らしてでも、その人物を厚遇すべきです。

反対に、社長は会社を、働かない社員や有用でない社員にとって居心地のいい場所にしてはいけません。

その意味で、社員の回転率を落とす必要はないのです。

定着率の悪いことを全面的に否定することは、物事の一面しか見ていないことだと言っても過言ではありません。

 

【社員の見方】

……身もふたもない言われ方だなぁ😢

なんか会社を辞めたくなっちゃうなぁ😢

 

【キャリコンの見方】

20:60:20の法則があります。

20=人財

60=人材

20=人罪

と言いかえてもいいかもしれません。

学卒で入った企業(一部上場企業)においては、まさにこの法則通りでした。

人「罪」は常に会社の悪口を言ってました。

もちろん仕事は「言われたこと」だけ。

言われたことすらやらない人「罪」もいっぱいいました。

そんな人たちも、新入社員当時は目をキラキラさせて、「頑張るぞ!」と思ったのかもしれません。

何が人材を人「罪」にしたのでしょうか?

人「罪」さんたちは、すべて会社のせいにしていました。

さて、“大きな会社”では、それでも結構です。

会社に余力が「たっぷり」ありますからね…

と言っていたのは、今となっては昔々の話。

我が国では、もはやどこの会社でも、そんな余裕はありません。

問題は、“小さな会社”での20:60:20の問題です。

人「罪」は、とても抱えておけません。

他の社員に対して悪影響を及ぼしてしまいます。

「お互いのため」にも一刻も早く辞めてもらいましょう。

定着率が悪いとハローワークの求人では人気が無くなります。

誰も定着率が悪い会社に好き好んで入社したいと思いません。

しかし、“小さな会社”においても、採用面接の時には、後の人「罪」さんたちも「採用されたあかつきには、一生懸命に働いて御社に貢献します!」と宣言してくれたでしょうが…。

“小さな会社”では、人材を人「財」にするのも人「罪」にするのも社長次第です。

『経営者は人生理念づくりからはじめなさい』という本を読み始めました。

“「働きがいのある会社」ランキング7年連続選出
経常利益10億を超える人材教育会社を創業から一代で実現!
理念経営を実践する鍵は、経営者である前にひとりの個人としての『理念』にあった。
人を幸せにする経営は、ひとりの個人の『理念』からはじまる。
経営者にまず必要なのは、自分自身との対話だ。
『理念』をお題目で終わらせない。
結果につながる『人生理念』を確立する方法とは?
日本の中小企業経営者に力を与える一冊。”

社長にとっては、とても大変なことですが、単に社員の定着率に止まらず、

会社を伸ばすのは社長の「両肩」にかかっています

   

 

PART1 会社の見方⑤ 社長の責任・社員の責任

【社長の見方】

会社がうまくいくもダメになるも、すべて社長の責任です。当たり前です。

社長にはお客様の役に立ち、会社を成長させ、利益を稼ぎ、従業員たちの生活を守る責任があります。

そのためには、全財産を投入するだけでなく、24時間、常に会社のことを考えて行動しなければなりません。

そんな社長の行動を、社員に理解させようとしても、これはたぶん不可能です。

社員は、労働の対価として給料をもらうだけの存在であり、その会社を辞めれば、それ以上の責任を負うことはありません。

それでは社員の責任とは何でしょうか?

社長は会社の実務をすべてこなすことができないので、社長の代わりに実際の作業をこなすのが、社員の役目になります。

そのような社員の責任の度合いから言えば、社長は、社員に重要な決定事項を判断させてはなりません。

会社の意思決定は社長の役目です。

 

【社員の見方】

その通りですね。ひと言も反論ありません。社長って大変ですね

 

【キャリコンの見方】

まったくその通りです。

ですが、違う切り口で考えてみたいと思います。

「正社員」ということです。

社員は社員でも正社員の責任を考えてみます。

正社員とは「雇用期間の定めのない社員」のことです。

何がよいのか、みんな正社員になりたがります。

「だって、なかなか解雇されないんでしょ」

解雇するに正当な理由があり、しかも30日前に予告しなければなりません。

これは正社員でも契約社員でも変わりません。

この正当な理由というのが難しい。

「だって、この社員は真面目に仕事しないもの」と言っても、そのことを監督署に証明しなければなりません。

普通、「もう辞めてくれ」と言われれば、胸に手を当てて「はい」となりそうなものですが監督署に訴える人も増えています。

契約社員の場合ならば、契約期間が満了になれば、「ちょっと契約更新できません。次の仕事を見つけて下さい」となります。

しかし、それもこれも、よほど勤務態度が悪い場合です。

正社員の方は「すいません。辞めます。」と言えば、よほどのことがない限り辞めることができます。

会社側からはなかなか辞めさせられないが、正社員側は「自由に」辞めれる。

正社員は雇用の安定を求めて正社員になりたがりますが、会社側からは雇用の安定を求めることは難しいです。

しかも求人を出す時に正社員としなければ人気が出ません。

正社員の方が契約社員よりも雇用条件が良いのが一般的です。

かつて、ハローワークで勤めていた時、あるインド人の社長の考えを伺ったことがあります。

契約社員で募集していましたが人気がありませんので、「正社員にすれば?」と提案しました。

「仕事の内容よりも契約形態に興味がある人は欲しくないです!」とひと言。

明快でした。

私、“小さな会社”での正社員とは、社長と一緒に「経営を支える」社員だと考えています。

共に「経営を支える」気持ちがない人は正社員であってはいけないと思っています。

かつて、職業訓練校の講師をしていた時、「私はそこまで会社と一体になりたくないので正社員になんかなりたくないです!」と言った女性がいました。

私は、それはそれで立派だと思います。

ただ、一般的には皆さんそこまでの覚悟をせずに正社員になりたがります。

ちょっと疑問ですが、仮に契約社員の方が待遇が良かったらどうするかな?

もちろん欧米では正社員の制度なんかはありません。

雇用期間の定めが無い社員ということが理解できないのでしょうね。

契約社会ですから当たり前ですね。

正社員であろうが契約社員であろうがパートさんであろうが、会社のことを考えて一生懸命に働いてくれる人はみんな「シン・社員」です。

  

 

 

 

 

PART1 会社の見方④ 「全社一丸」の意味

【社長の見方】

社長と社員が一致協力し、一丸とならなければ社業の発展は望めません。

しかし、ここで言う「一致団結」とか「一丸」という言葉は、社長と社員が同じ立場、または「平等」であるというわけではありません。

会社という組織の中では、社長は、社員と「仲間」ではあってはなりません。

あくまでも雇う側と雇われる側という立場の違いは常に明確にしておく必要があります。

立場の違いとは「会社の経営のためにお金を出すか出さないか」ということに尽きます。

つまり自分の財産を投げ出してでも会社の存続を支える決意があるか否かということです。

社業発展のための「全社一丸」とは、社長をトップにおいたピラミッド組織に対する所属意識を言うのであって、決して全員横並びということではありません。

社員の意見にいちいち耳を傾けている必要はないのです。

それに反対する社員は、場合によっては会社から去ってもらわなければなりません。

それくらいの思いがなければ、社長は会社を引っ張っていくことなどできません。

 

【社員の見方】

それは確かにそうだと思うけど、会社的には全社一丸になった方が楽しいし、何か会社が発展しそうじゃない?

社長の方で全社一丸になれるような雰囲気づくりをして欲しいなぁ。

それが社長のリーダーシップじゃないの?

“小さな会社”では、ピラミッド型ってないじゃない。

どちらかと言うと「なべぶた」型組織、社長の下は横一線で、誰がリーダーっていうのもないから、何となく社員の方から掛け声が掛けにくいんですよね…。

そこは、ほら、社長の掛け声で「全社一丸」になって欲しいんです。

 

【キャリコンの見方】

私が現に見聞きした会社では、どこでも社長は「全社一丸」になれるように掛け声を掛けていました。

その掛け声に乗らないのは社員の方ということが多かったです。

まあ、社長の「乗せ方」もあまり上手ではないケースも多かったのですが、社員の方で積極的に「乗ってやろうやん!」という雰囲気のある会社は少なかったです。

何か「冷めて」いるというのか、「乗り」が悪いです。

せっかく社長が「今晩、呑みにいこうか?」と誘っても、即座に「あざーす」ということはないですね。

「えっ!今晩ですかぁ…?」

もうこの段階で、社長はイヤな気持ちになります。

「仕事はキチンとしますが、アフターファイブのお付き合いまでは…」というのが本音でしょう。

さて「全社一丸」でした。

全社一丸になった会社は、間違いなく強いです。強力です。伸びます。間違いないです。伸びれば給料が上がります。間違いないです。給料が上がればハッピーです。

ものすごく簡単な理屈ですが、なかなかそうはなりません。

私、個人的にさっぱり分かりません。

ひょっとしたら、給料が上がらなくてもいいと思っているのかもしれません。

最近の若い人って、あまりビンボーの経験が無さそうですから…。

 

最近、『「絶望の国」でズルく賢く生きのびる』(長倉顕太 著)を読みました。

今や、日本は年収でアメリカの半分、韓国にも追い抜かれました。

貧富の格差は恐ろしく拡がっており、コロナ禍の影響でこの格差はますます拡がってきています。

政治・経済を引っ張っている政財界の方々は、過去の成功体験の上にしか対策を講じることができません。

 

この「絶望」を乗り越えるには「全社一丸」しかないです。

社長から呼びかけようが、社員の方から呼びかけようが、どーでもいいのです。

四の五の言っている場合ではなりません。

  

 

PART1 会社の見方③ 理想の社長像

【社長の見方】

社長のやさしさとは何でしょうか?

社員の望む理想の社長像とはどんなものでしょうか?

社内でアンケートをとれば、おそらく次のような回答が多いでしょう。

・社員に対してやさしく接する

・社員の意見をよく聞く

・社員誰にでも公平に接する

このような会社は、間違いなく事業が行き詰まります。

時として社長は、事業を継続するために、社員に対して厳しい態度で臨まなければならないことがあります。

もちろん、事業を行う以上、社員にはあらゆる点で事業に協力的になってもらう必要があります。

しかし、それと緊張感のない組織、ユルい人間関係を構築することとは別問題です。

会社は人気投票の場ではありませんし、社長は人気者である必要はありません。

社員が自分の人生をゆだねることができる、頼れる人間でなくてはならないのです。

ただやさしいだけで雇用の不安を与えるような社長が、決して理想の社長ではないはずです。

厳しさの中にあるからこそ、やさしさというのは社員の心に響くものです。

そのような大人の関係を社長は社内に構築しなければなりません。

それが本当の「理想の社長」であるはずです。

 

【社員の見方】

…って、よく分かっているけど、叱られたら正直ヘコむよね。

学校の先生や親にもあまり叱られてことがないのに…

私たちって、あまり叱られ慣れていないんだよね。

学生時代のアルバイト先の社長や店長は、ミスしても色々と気を遣ってくれたのに、会社に入るとミスしたら叱られる…ってアタマでは分かっているけど、実際に叱られたらイヤだなぁ…。

パワハラかなって思うような叱り方もあるような気がする。

叱らずに、キチンと注意してもらえば、キチンと分かるから!

【キャリコンの見方】

理想の社長とは、会社を倒産させない社長です。

もっと理想の社長とは、会社の業績を伸ばす社長です。

以上。というのは簡単です。

簡単ですが、今後、日本はそんなに甘い状況ではないと思います。

キチンとやっていても会社を倒産させるかもしれません。

キチンとやっていても会社が成長せず、社員の待遇も上がらないかもしれません。

そんな時代を前提に、私が考える「理想の社長像」とは、社員を「成長させる」社長ではないかと思います。

10年後、会社が無くなったとしたら、社員は他でやっていけるだろうか?

その点、“小さな会社”はラッキーです。

やろうと思えば何でもできます。

というか、何でもできる社員が多い会社は強いです。

「私、是非、この仕事がやりたいんです!」と強く伝えれば、高い確率でやらせてくれます。

なんて言うアホな上司が巣食っている会社なんかやめて“小さな会社”に来ればいいのです。

やる気があれば、何でもやらせてくれますよ。

ちゃんと責任を取る覚悟があればね。

今後の日本では、その会社で定年まで働いて、その後は退職金と年金でゆ~っくりなんて世の中は二度と巡ってきません。

今の会社の事業の中から成長の種を見つけて、積極的に社長に対してチャレンジを提案する。

「よし、じゃあ私と共にチャレンジしてみよう!」

私は、そう言ってくれる社長が理想的な社長だと思います。

しかし、そのようにチャレンジする社員は……とても少ないと思います。

 

 

PART1 会社の見方② 商売の動機

【社長の見方】

事業を行うか行わないかの判断基準は、ただ一つ、「儲かるかどうか」でなければなりません。

そうでないと、その事業にかかわる人すべてを不幸にしてしまいます。

利益を度外視して行う事業はボランティアです。

ボランティアは………まあ、また余裕ができればそのうちやります。

“小さな会社”ではキレイゴトは必要ありません。

まずは儲かるか、儲からないか。そういうドロドロとした部分を避けていては、ありとあらゆる困難に立ち向かえるはずありません。

社長は、自分と自分の家族のため、従業員のため、取引先のためにも、一円でも多くの利益を稼がなければなりません。

そのために社長は、利益に対して貪欲に行動しなければならないのです。

 

【社員の見方】

儲かるため…って商売の動機ってどうなの?

ほら、もっと社会貢献とか、世のため人のためとか、一応言っておいた方がいいんじゃない?

友人から「キミの会社ってどうよ?」と訊かれた時に、「いや~💦儲けることが目的って社長言ってるんだけど…☹ キミの会社は?」

「企業理念ってあってさぁ、毎朝の朝礼時にみんなで唱えているんだ」

「企業理念…? 唱える…?」

「そう、初めはちょっと照れてしまったけど、最近はもう慣れちゃったよ😙」

「どんな理念なの?」

「何か…世のためとか…、社会貢献とか…、そんな感じだよ」

「へ~立派な会社だねぇ。何かうらやましいなぁ」

 

【キャリコンの見方】

うらやましくもなんともないです。

ハローワークで勤務した時、朝礼で面談の心得十か条をみんなで唱えていました。

もちろん心得十か条の通りに面談は行われていませんでした。

初めて勤務した大企業でも、事務所には経営理念を掲げていましたが、誰も見ていませんでしたし、理念どころか法律ギリギリのことも行っていました。

もちろん経営理念が悪いわけではありません。

ただ、それが「ホンネ」と「タテマエ」になってしまっては、社員は白けてしまいます。

「我が社の事業目的は、ズバリ儲けることです!」

立派じゃないですか!カッコいいじゃないですか!

儲けるということは、(悪徳商法でなければ)世の中の役に立っていることです。

世の中に受け入れてもらっている証拠です。

企業は、世の中に受け入れてもらってナンボです。