５６歳でハローワークに入職しました。
まさか、この私がハローワークで働く公務員（っぽい立場）になるとは夢にも思いませんでした。
最初は、助成金の緊急窓口。
コロナ禍で脚光を浴びている「雇用調整助成金（雇調金）」の窓口でした。
１０年前も雇調金は人気のまとでした。
助成金センターに利用者が殺到しました。
午前中にセンターに着いた人が、窓口に呼ばれたのが夕方😢みたいな状態で、センター一つでは賄えないので、各ハローワークに臨時に窓口が設けられました。
会議用机の上には鉛筆・消しゴム・電卓だけ。電話・パソコンなし😢
そこをスタートに、中高年の求職支援、企業の求人支援、若者の求職支援などを経て、職業訓練校の講師になりました。
企業支援をしていた時に知り合ったインターアクションの社長にお願いして、専任のキャリアコンサルタントになりました。
行政機関の窓口でキャリア相談に乗っていた時と違って、企業内でのキャリコン稼業は刺激的です😙
インターアクションは、設立から２２年の会社です。
新しく設立した会社が２０年以上存在する率は０．３％と言われています。
１０００社のうち３社しか残りません。
割とスゴいことです。
現在、元キャリコンは（生意気に）専務執行役員として働いています。
余談です。
古巣のハローワークですが、人員削減が厳しいらしいです。
ハローワークの窓口を担当しているのは、一応公務員ですが一年契約の非正規の身分です。この時期になると、４月からの来年度も契約してもらえるのか否かハラハラします。
ほとんどの方がキャリコン資格を有しています。
他人のキャリア支援を担う人が、自分のキャリア形成も見通しが立たないというのは皮肉な話です😢
