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コンテナスロープのインターアクション

インターアクションの人材育成~セルフ・キャリアドック制度⑩

面談は次の物語からスタートしました。

 

・今日は、(来年の)令和5年4月1日土曜日です。お休みです。昨日、我が社の売上高は目標値を突破しました!

・昨日の金曜日、社長と決算賞与支給の面談を行いました。

・賞与の明細には、100万円には達していませんでしたが、想像よりも多額の金額が記載されていました。

・全体会議には、テーブルの上に豪勢な料理が並んでいました。

・社長から、特別にドンペリのシャンペンが提供されました。

・この1年間、頑張った甲斐がありました。

 

「…というような内容で始まる物語を一年間、一緒に作っていきませんか?」

「は?」

多分、相手は驚いたでしょう。

 

従来の面談では、次のような質問でスタートするでしょう。

・今、仕事上で何かお悩みはありませんか?

・プライベートで何かお悩みはありませんか?

・体調はいかがですか?夜はちゃんと眠れていますか?

・何か仕事上で、提案や改善点があれば教えて下さい。

・社長にぜひ伝えたいことがあれば遠慮なく言って下さい。

・キャリコンには守秘義務がありますので、社長に伝えて欲しくないことは黙っておきます。

などなど…カウンセリングの王道の質問です。

 

こういうことは一切訊かない。

実は、セルフ・キャリアドックの面談と並行して、「業務評価面談」というものをスタートさせました。

毎月1回です。社長との面談です。私も同席させてもらっています。

上記のような質問は、こちらの面談で訊くべきことでしょう。

直接社長に言いにくいことも、元キャリコンが同席していることで、少~しは緩和されるかもしれません。(されないかな?😔)

 

仕事上の悩み、プライベートな悩みなども、社長と従業員が一体となって目標に向かって努力して、その結果目標が達成すれば、かなりの部分は解消されるのではないかと思っています。

“小さな会社”のメリットは、社長と従業員の距離が近いため、互いの喜びを共有しやすいというところにあります。

逆に、この距離の近さが「密」過ぎて、なじめない人も出てくるでしょう。

残念ながら、そういう方は、自然と辞めていくようです。

 

さて、セルフ・キャリアドックの面談は継続します。

次回から、従業員一人ひとりが主人公の物語を、一緒に作成していきます。

売上目標を達成するために、その人が実行した「貢献・活躍」の内容を作っていきます。

 

物語(ストーリー)が個人の人生を変えていくかもしれません。

 

知らんけど😅

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