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キャリコン経験は“小さな会社”の支援に役立つ➀

何かキャリコン資格なんかとってもムダだというイメージを与えてしましましたが、キャリアコンサルティングそのものの役割自体はとても重大だと思います。

もともと「何か就職や転職に有利な資格ないかなぁ…」という理由で資格にチャレンジしても、その資格が有意義に使われていることはまれではないでしょうか?

現役のキャリコン時代に、転職支援をしていますと、なにか資格試験にチャレンジしていないと不安だという気持ちで専門学校に通ったり通信教育を受けたりしていた人が多かったようです。

就職・転職に一番必要なのは資格ではありません。それはまた追い追い。

 

それでは、私のキャリコン時代の経験を少々お伝えします。

今後キャリコン資格の取得を目指している人の参考になればということと、実はこのキャリコンの経験が“小さな会社”の成長の支援のためにとても役立つことをお伝えしたいと思います。

それでは、私のキャリコン経験にしばしお付き合い下さい。

平成24年4月1日、57歳の私はハローワーク大阪人材銀行という施設に初出勤しました。

前年、半年間の失業を経験しました。

今となっては、その後のキャリア支援のために貴重な経験をしたと思っていますが、当時はそれこそ人生お先真っ暗の失望・落胆・不安な日々を過ごしておりました。

大阪人材銀行とは奇妙な名前ですが、歴史は古く昭和41年(1966年)9月に渋谷ハローワークに最初に設置されました。

利用できる対象者は40歳以上で、管理職経験者や技術的職業として、普通のハローワークより若干アッパークラスの求人を対象にしていました。

多い時で全国26の年で開設されていましたが、平成28年3月末をもって、一斉に業務終了となりました。

ハローワークでは珍しく利用者にとって評価の高い施設でしたが、評価が高いだけに他の転職あっせん企業や派遣会社から「民業圧迫だ!」との批判を受けての措置であったと伝え聞いております。

事実は分かりません。行政改革の一環だったのかもしれません。

この施設での4年間の経験で、求職活動の支援について徹底的に学びました。

実戦をしながらの学びですから、利用者の方々に大変喜んで頂きました。

求職活動で一番相談を受けるのは応募書類の作成方法に関することでした。

私自身、失業中、応募書類の書き方に大いに悩みました。

今、改めて当時の書類を見てみると「こんな書類では、絶対に面接に呼ばれることはない!」というものです。

また、ハローワークのマニュアル通りに作成しても、まず中高齢者は面接に呼ばれないでしょう。

このブログを読んで頂いている方の中には求職・転職活動中の方もいらっしゃると思いますので、次回のブログで簡単に紹介します。

「100%面接に呼ばれる応募書類の書き方」です。