さて、ジョブカードです。
ジョブカードって知っていますか?これです。
キャリア・プランシートを作成する時にはキャリアコンサルタントと面談して下さい。
なぜなら、様式1の裏面にはキャリコン記入欄があります。
別にキャリコンが記入しなくてもいいのですが、労働局からなにがしかの人材開発絡みの助成金をもらおうとすれば、必ずキャリコン有資格者との面談と上記の記載が必要です。
この場合の面談が、(大きな声では言えませんが…)大変評判が悪い。
我が家の娘が看護師の専門学校に入学する時に、専門実践教育訓練給付金の申請をしました。
この給付金の申請に当たってキャリアコンサルティングを受ける必要があります。
一応、父親として面談を行いました。(事前訓練を兼ねてでした)
ジョブカードも一緒に作成しました。
ハローワークで面談して帰宅後、開口一番「しょーもない面談だった🙅」との感想。
そのキャリコンさんを悪く言うつもりはもちろんないです。
初対面の少々ひねくれた娘と、わずか30分程度の面談をして、一体何が生まれるのでしょうか?
そこを「短い面談だったけど、なんか胸にズキっときたわ。面談して良かった😙」と言わせるのがプロでしょう。それでこそ国家資格者でしょう。
もう一人、ある社長さんが、やはり助成金の申請のために、あるキャリコンさんに面談をお願いしましたが、「あの人には二度と頼まないよ。何のための面談だったのか…」と言ってました。
概ね、面談は評判悪いです。助成金目当てで「形だけやりゃいいから」というようなものが多いようです。
そういう私も約20社の従業員の方と面談をしています。評判は……?💦
その内の1社が、今勤めているインターアクションです。
さて、このジョブカードですが、なかなか普及しませんでした。(今はどうか知りません)
発案者は「履歴書と職務経歴書を兼ねて、しかもプロのキャリコンと面談して記載する。もうこれ以上なくベストな様式だ!その内、この世から履歴書と職務経歴書が無くなり、求職活動でも企業内でのキャリア形成支援でも、このジョブカードで一本化されるはずだ!」と思ったに違いありません。
しかし、2007年(平成19年)に導入されて15年経ってもなかなか定着していません。
相変わらず、求職活動の書類選考には「履歴書」と「職務経歴書」が圧倒的にパワーを持っています。
ハローワークで求人窓口を担当していた時、窓口に来た社長さんに「ジョブカードは必要ないですか?」と質問すると、100%「なんやそれ?」という回答が返ってきました。
頑張れ!ジョブカード。頑張れ!キャリコン(現役)さん。ですね。
さて、なかなか「セルフ・キャリアドック制度」にたどりつきません💦
次回こそ!
インターアクションの人材育成の柱の一つにしたいと思っています。