第5章 「働きがい」あふれる会社を創る5つのステップ
〇傾聴面談で、社員の思いや価値観を理解する
「面談は定期的に実施しているという企業も多いでしょうが、その中身は、期・年間単位の目標や業績の共有、現状の業務内容に関する報告などが中心になりやすいかと思います。また、企業によっては、経営者や上司からのお説教の場になっていることもあります。しかし、ここで傾聴面談を行う目的は、普段はなかなか知る機会のない社員の思いや価値観を知り、それぞれの持ち味や強みを理解することです。この点は決してブレることがないようにしてください」(P122)
これが、㈱FeelWorksがおススメしている「メンバー育成計画シート」です。
立派なシートです。
ただ、このシートを参考に、我が社で使おうとすると、「将来のキャリア観」は難しいですね。
会社に対する「不満・悩み」も、なかなか出てこないでしょう。
この項目を素直に記載できる従業員が揃っている会社であれば、とてもステキな会社だと思います。
その内容を素直に聴ける経営者であれば、とてもステキな会社です。
このような会社であれば、「将来への期待」も互いから出てくるでしょう。
ちなみに、これが当社の面談シートです。
当社では、何よりも【業務の態度】が大事だと考えています。
朝出社したら、元気よく「挨拶」をし、社長や同僚からの問いかけには「はい!」と答え、お客様でも同僚でも、やってもらったことには、きちんと「感謝」し、常に笑顔で相手の話をちゃんと聴く。(この辺はよくできています😙)
その上で、整理整頓と時間管理をキチンとする。(この辺が弱いです😢)
以上のことがちゃんとできれば、その会社の業績も良いはずです。(今はそうでなくても、きっと将来はステキな会社になります)
「初めてこのような傾聴面談を行う際は、「この面談は会社と社員の間の相互理解を深めるためのもので、評価には一切関係ない」ことをしっかり伝えてください」(P124)
当社では、「ちゃんとできている人は、ちゃんと評価します。そのための面談です」と伝えて実施しています。
よほど行事が立て込んでいなければ、毎月必ず実施しています。