コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

こうして社員は、やる気を失っていく……のかな? ③

1.「やる気」は個人の問題ではなく、職場の問題

 

出たぁ!😲 

「個人ではなく職場の問題」という言い方・考え方。

 

“「企業力」格差の原因は、社員の「モチベーション」の差にある場合が多いのです。”(P18)

 

それは確かに、そのとおり!です。

 

“そこで、よく起こるのが、「やる気」は個人の問題だと勘違いされることです。もちろん個人の要素もありますが、多くの場合、職場の問題です。職場が社員の「モチベーション」を上げることも下げることもあるのです。”(P19)

 

そりゃそうです。

遊びで事業やってるわけではないです。

勤める方も、アルバイト気分じゃ困ります。

 

“上司や周囲との関わりや、会社の制度・処遇などの影響によって「やる気が下がってしまう」ケースも少なくないのです。”(P20)

 

“「その程度のことでやる気を失うなんて、覚悟が甘いからだ」と、簡単に切り捨てられるでしょうか?周囲との関係のなかで下がった「やる気」は、その職場全体の課題でもあるのです。そこを解決しないかぎり、「やる気」が下がる社員は出続ける可能性が高いのです。”

 

2.モチベーションを高めるためにすべきは、まず「下げる要因」を取り除くこと

 

人は、どんなときに「やる気」を失っていくのか?

 

“それは、周囲からの心ないひと言だったり、個人としてしっかり認めてもらえなかったり、評価が納得いかないものだったり……。結局、「人の気持ち」を理解していないからこそ生まれる対応や制度に起因していることがほとんどです。”(P23)

 

“管理職が、メンバーのことを心のどこかで「事(タスク)」を達成するための道具だと思っているケースもそうです。”

 

ところで、従業員の側は、人(=社長)の気持ちを理解しているのでしょうか?

極端な例を出します。

プロ野球の監督やコーチは、選手を、タスク(=優勝)を達成するための道具だと思っているのではないでしょうか?

 

そりゃそうだけどぉ…。彼らはプロだから、道具と思われても仕方ないけど…

えっ!会社の従業員はプロじゃないの?

お金をもらっているのにプロじゃないの?

 

と、こんなことを言うと、我が社に優秀な人が入ってこないかな?

どの社長もプロを欲しがっています。