コンテナスロープ/バンステージ/バンニング

コンテナスロープのインターアクション

夢アルバム作り⑦

話が横道に逸れますが…

一般的に、時間は過去から現在、現在から未来へと流れていくと考えられています。

本当に?

その昔、太陽が地球の周りを回っているとされていました。

「ちゃうよ!地球が太陽の周りを回ってるんだぜ」と言った人は投獄された時代がありました。

「地球は丸いんだぜ」と言おうものなら、「お前はアホか?」扱いされた時代もありました。

我が国でも、第二次世界大戦前は、「鬼畜米英」と言って、欧米人は鬼か畜生かと思われていた時代がありました。

まあ、鬼のような欧米人もいるでしょうが、大半の欧米人は鬼ではありませんでした。

 

何が言いたいのかというと…

私は時間は未来から現在、現在から過去に流れているのではないかと思っているのです。マジに。

別に無理して思っているのでもないし、ガリレオ・ガリレイのように命がけで地動説を唱えたいわけでもないです。

もちろん私も以前は「時間は過去から現在へ」派でした。

12年前に会社をクビになった時、クビになった経緯や、それまでの仕事ぶり、はるか昔の若い頃にやらかした不始末、不義理などが、頭の中でぐるぐる思い出されました。

「あの時に、あんなことをしてしまったからバチが当たったんや。あの時にあの人にひどいことをしてしまった罰や。」

あの時…、この時、どんな時…

過去にこだわってばかりで、まったく未来が見えませんでした。

現在ですら、ぼぉーと霧がかかったように不鮮明でした。

 

まさしく、時間は過去から現在、現在から未来に流れていました。未来があるならば…ですが。

 

60歳の時に『夢を実現する宝地図』という、みるからに胡散臭い本と出会いました。

ブック・オフで108円でした。

キャリアコンサルタントという資格を取得してハローワークの窓口に座っていた頃でした。

それまでの年収の三分の一になっていました。

「夢が実現するって…そんなことはないだろう💦」と思いつつも、まあ108円だし、別にいいか😅

と思って買い求めてみました。

まさに“藁にもすがる”気持ちで、この本に忠実に「宝地図」を作ってみました。

飛行機が飛び立つときに目的地(空港)を定めずに「とりあえず飛んでみるか」はないです。燃料の問題もありますし。

しかし大半の人は、目的地を定めずに生きているのではないでしょうか?

私もそうでした。漠然とは考えていました。

割と良い年収をもらっていましたから、「このまま働いて、そこそこ貯金を貯めて、できれば高級な有料老人ホームで優雅な老後を」…くらいの「地図」でした。

年収が三分の一になってしまったから、それまでの地図は放棄しなければなりませんでした。

大学受験時代くらいの真剣さで「宝地図」なるものを作ってみました。

65歳になったときの「夢」を描きました。

高級な有料老人ホームではなく、新たにチャレンジできる場が欲しいと願いました。

「幸せのチャンス」が1000倍…とは言いませんが、100倍くらいにはなりました。

毎日、毎日、その宝地図を眺めてから出勤する習慣ができました。

で、5年後の65歳。ほとんどの夢は実現していました。

別に著者の望月さんの回し者ではありません。会ったこともないです。

 

その時に、人生に目標さえ定めると、その未来の地点を起点にして、時間は未来から現在に流れるもんだなぁと実感しました。

しかも、過去のツラかった思い出も、「この時のためにあったんだなぁ。人生にムダな経験ってないなぁ」とつくづく思えるようになりました。

過去を書き換えることができました。

 

それ以来、常に未来に目標を定めて生活することを心掛けています。

今でも、時間は未来から現在へ、現在から過去に向かって流れています。

 

そろそろ、夢アルバムの説明をします。