インターアクションの人材育成法をご紹介する前に、我が社の人事制度を簡単に説明いたします。
その前に「働き方改革」について。
「働き方改革」は平成30年(2018年)に時の安倍内閣(第4次)の下に国会に提出された法案で賛成多数で可決。翌平成31年4月1日から順次施行されています。
いかにも「これからの日本の働き方の基本にしていくぞ!」という意気込みよりも何かイメージ戦略のような感じがするのは私だけでしょうか?
「働き方改革」の導入の目的は、以下の通りです。
「働く方々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等のための措置を講じます。」とのこと。
これまでは、多様で柔軟な働き方が選択できていないので、
・長時間労働を見直します。
・雇用形態によって公正な待遇を保証します。
ということのようです。
さらに、この改革は「日本国内雇用の約7割を担う中小企業・小規模事業者において、着実に実施することが必要です。 魅力ある職場とすることで、人手不足の解消にもつながります。働き方改革に取り組むに当たって、必要な対応ができているかチェックしてみましょう!」とのこと。
う~ん。
私が職業訓練の講師を担当し始めたのが、2019年3月からですから、まさに働き方改革が施行される寸前でした。
電通の高橋まつりさんが、過重労働の後、自ら命を絶ったのが、平成27年(2015年)12月でした。
受講生たちに、今後、このような悲劇が起きないように「働き方改革」の意義やポイントを説明していました。
さて、もう一度、働き方改革の必要性を読み返してみます。
「中小企業・小規模事業者において、着実に実施することが必要」
「魅力ある職場とすることで、人手不足の解消にもつながる」
魅力ある職場とは?
労働時間が短くて、休暇が多くて、給料も良い職場のこと?
仕事の中身は…いいの?
職場の人間関係は…いいの?
経営者(社長)と従業員の関係は…いいの?
「働きがい」とか社会(お客様)への貢献とかは?
「働き過ぎ」=「悪者」なのでしょうか?
ワーク・ライフ・バランスが最高の人生なのでしょうか?
エンゼルスの大谷君とか将棋の藤井君の生き方のバランスは?
今後、インターアクションの人材育成に関わりながら考えていきたいです。
ちなみに、インターアクションでは平成30年(2018年)より週休3日制を導入しています。