ドリームハラスメント、ゆとり教育、キャリア教育… 「あなたの夢は何ですか?」 「自分の好きなことを仕事にしましょう!」 テレビには、デュー〇や〇ズリーチ、〇イナビなど、転職を勧めるコマーシャルがガンガン流れています。 「ムリムリ、うちの会社的に…
LINEでのやりとりです。 「やりたいことが分からないのです」 分からないのに、今の仕事、今の会社ではないと何故思うの? 「それも、分からないのです…。でも今の仕事を一生やり続けるとは思えないのです」 Aクンは“ゆとり教育”のど真ん中で小学生~高校ま…
ある会社に紹介した男性。 勤め始めて丸2年です。 そこの社長さんからメールが届きました。 「A君の対応が悪すぎて困っています」 うわ~ 対応が悪すぎるって! 「まったく成長が見れません」 うわ~ 成長が見れない…しかも「まったく」だって。 「家庭の〇…
どんな心構えでレンガを積んでも、働く目的は「お金を稼ぐこと」でいいと思います。 1人目のレンガ工も、びっくりするくらい高い給料をもらっていれば、果たしてそこまで愚痴をこぼすでしょうか? 3人目のレンガ工も、びっくりするくらいの安い給料だった…
一般的に、仕事はツラいものというのが相場です。 「3人のレンガ職人」という有名な話があります。 世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。 旅人はその男のそばに立ち止まっ…
内閣府の「国民生活に関する世論調査」というものがあります。 「働く目的は何か?」という問いに関する回答を転載します。 全体の半数以上(53.7%)が「お金を得るために働く」としています。 14%が「社会の一員として、務めを果たすために働く」(…
Oさんとの仕事は2年間続きました。 仕事中、アフターファイブと楽しい毎日でした。 ところが仕事そのものは、徐々に楽しくなくなりました。 事務で入社して、毎日毎日領収書や請求書の整理と仕訳などなど・・・。 時々支店の経理部から電話が掛かってきて「…
今から44年前の大昔のことです。 大学を卒業した私は、とある一部上場企業に入社しました。 当時は、どんな会社に入って、どんな仕事をしたいかなんて考えていませんでした。 とにかく“大きな会社”で世間的に有名な会社に入りたいとだけ思っていました。 …
私、10年間、キャリアコンサルタントを経験しました。 ハローワークや大阪府の出先機関の窓口に座って、仕事を探したり転職を希望している人の相談に乗ってきました。 職業訓練の講師として、自己理解とか仕事理解とかをエラそうに講義していました。 その…
私事(わたしごと)になりますが、昨日で満67歳になりました。 自分が67歳になるなんて驚きです。 自分勝手に80歳であの世に行こうと思っています。 大好きなお釈迦様が80歳で成仏したので、できれば同じ歳までは生きたいと思っています。 あと残り…
従来の経営理念的なものは、あくまでも「トップダウン」の決まりごと。 ビジョン・ミッションも英語にしただけで、基本「トップダウン」 「そうではない!」と力説しても、受け取る従業員側では、「えっ!じゃあ守らなくてもいいのぉ?」(と心の中で反論し…
「企業理念なんて作って、一体何になるんだ☹」 同じように「ミッション」や「ビジョン」なんか、毎日の経営に何のプラスになるのやら。 ハローワークに勤めていた頃、中小企業の二代目さんとか三代目さんの若い社長さんと話す機会が多かったです。 彼らは、…
このブログの目的は、我が国企業数の85%を占める「小規模事業者」(従業員数が20名未満の“小さな会社”)が、どのようにしたら強靭化でき、中堅・大手企業にも引けを取らない利益水準と従業員の待遇アップが図れるかということを考えることにあります。 …
どういう時に相手を非難するのでしょうか? 自分のミスを認めたくなくて他人に責任転嫁する時のことを「非難」と呼ぶのでしょうか? 上記の図を見ているとそんな感じがします。 こういうことは“小さな会社”ではあまりないです。 仕事の99%を指示している…
確かに「誰もが自分は悪くないと思ってい」るということが大前提です。 従業員は誰もが、自分は「頑張っている」と思っています。 しかし、その「頑張り」の内容が社長が期待している内容と違っていると、そこに悲劇が生まれます。 本人は頑張っているつもり…
この図は、ものすごく分かります。理解できます。同感です。 経営者も聖人君子ではありません。 叱りたい時もあります。というか叱りたいことの方が多いようです。 その時の反応は……? ・無反応 これが一番困りますね。「はいはい」「すいません」「やってま…
「この給料ドロボウ!」は良くないですね。 ただ、どの“小さな会社”でも共通なことは、社長が最も仕事ができるということです。 しかも段違いに仕事ができます。当たり前のことです。 だから社長の目から見ると、誰でも多かれ少なかれ「給料ドロボウ」に見え…
というより、議論をしたいですね。 従業員同士、社長と従業員とが、活発に議論が出来る会社は強い会社です。 議論に勝つとか負けるというのは単に結果論です。 議論までいかない。 これが“小さな会社”で共通している内容ではないでしょうか? 社長が怖いから…
「相手の気持ちを考えないやり方は、好ましくない結果を招くだけです。」 もちろんです。 私の目的は、あくまでも“小さな会社”を強靭にして、会社の売上げを伸ばし、併せて従業員の年収も大幅にアップさせる方法を考え実践することです。 「お金が多い=幸せ…
相手の立場をよく理解する。 まったくその通りです。 ですが… このような内容に接しますと、現役のキャリアコンサルタント時代であれば、「ふむふむ。なるほど、上司はそうあらねば部下は育たないんだよね」と思っていたでしょう。 最近、徐々に疑問が膨らん…
ハッキリ言って難しいです。 「ハチミツを手に入れたいなら蜂の巣を蹴るな」というのは当たり前です。 蜂の巣には、とても美味しいハチミツがあることが分かっていますから。 そりゃ蜂さんを怒らせないように慎重に取り扱います。 しかし従業員がハチミツを…
カーネギーの『人を動かす』は、世界的なベストセラーだし、会社内の好ましい人間関係作りには最適な本ですが、何しろ表現が少々高尚で回りくどく(失礼ですね)、事例がかなり古臭いので(これまた失礼ですね)、解説するのに少々難儀さを感じていましたが…
人を動かす原則① 批判も非難もしない。苦情もいわない。 「三十年前に私は人をしかりつけるのは愚の骨頂だと悟った。自分のことさえ、自分で思うようにはならない。神様が万人に平等な知能を与えたまわなかったことにまで腹を立てたりする余裕はとてもない」…
目次を眺めてみましょう。 PART1 人を動かす三原則 1.盗人にも五分の利を認める 2.重要感を持たせる 3.人の立場に身を置く PART2 人に好かれる六原則 1.誠実な関心を寄せる 2.笑顔を忘れない 3.名前を覚える 4.聞き手にまわる 5.関心のあ…
個人面談も終わり、いよいよ我が社の強靭化計画のスタートです。 さて何から着手していけば良いのかな? 私の職業人としての人生は43年間です。 “大きな会社”を23年間で辞めました。自発的に辞めました。 “小さな会社”への初めての転職は3ケ月で失敗し…
先週、5人の正社員と個人面談を行いました。 社長と私とで面談対応しました。 次の表を面談用に作成してもらいました。 「その通り」というのは、たとえば「①決意したことが三日と続かない」という質問に対して、「はい。その通りでございます。」と答える…
6/21以来のブログです。 この間、関西物流展があり、ブログをお休みにしていました。 展示会も一段落しました。 そして我が社の強靭化計画に向けて個人面談がスタートしました。 その前に、私が自分自身で体験した会社・組織について簡単に触れます。 大…
⑤ だんだんと面倒になり、気がつくとやらなくなる そうですね。 やると決めたことは、最初の内はちゃんとやりますが、次第に面倒になります。 管理者の方も、最初の頃は興味深くチェックしていますが、効果が上がらないと次第に興味を無くしてしまいます。 …
『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』という本を見つけました。 強靭な会社とは、社長以下社員のほとんどが「しつこい」人が集まった会社ではないのか? この本では、逆に「しつこ」くできない人の特徴を列挙しています。 皆さまもチェック☑してみ…
これまで20回にわたって、『一生働きたい職場のつくり方』を読んできました。 この本のサブタイトルは、“もう、転職はさせない!”です。 数年前、まだ私がバリバリ現役のキャリアコンサルタントだった頃、中小企業には共通の悩みがあると感じていました。 …